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マツダの成長を左右する上級SUV(多目的スポーツ車)「ラージ商品群」。その第1弾として、同社が2022年9月に販売を開始したのが「CX-60」である。取材を進めると、安心・安全の新機能向けの部品を供給するサプライヤーが分かってきた。

写真:マツダ
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 「プラットフォーム(PF)とパワートレーンは、クルマの『人馬一体』の走りを実現する肝となる部分。だから、自分たちでコントロールすべき部品だと思う。ただ、何から何までマツダ独自でできるわけではないので、中核部品に絞って自社開発する」。こう語るのは、ラージ商品群向けPFの開発を担当したマツダ執行役員の松本浩幸氏である。

 松本氏が言うように、マツダは直列6気筒エンジンやそれと組み合わせる8速AT(自動変速機)を内製する。同社が自社開発にこだわりを持ち続ける“本丸”の領域だ。一方、予防安全機能をはじめとする周辺技術は、サプライヤーの力を積極的に借りる。