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 調査レポート 
中国自動車耐久品質調査、ポルシェが首位
品質向上が顕著で、故障よりもノイズへの不満が増加

 CS(顧客満足度)に関する調査会社、J.D.パワー(J.D.Power)は、2019年の中国自動車耐久品質調査「2019 China Vehicle Dependability Study(VDS)」を発表した。ブランド別ランキングでは、総合首位が高級車ブランドの保時捷(Porsche)、大衆車ブランドでは北京現代(Beijing Hyundai)がトップになった。

 全体の平均スコアは114ポイントで、2018年の調査から31ポイント低下し、品質が大幅に上がっていることを示した。特に所有期間が30~48カ月のユーザーは前年と同じ調査対象になるが、前年より19ポイント低い126ポイントとなり、耐久性が向上していることを示している。調査した8分野すべてで改善されている。

 今回の調査では、ノイズについての不満が多く示された。風切音(5ポイント)とロードノイズ(4.6ポイント)は、前年よりスコアが上昇している。ノイズは初期品質調査でも不満が多い項目であり、J.D.Powerは「メーカーはノイズレベルの制御や防音性の改善など、対策を講じる必要がある」とした。「故障/操作不能」「ノイズ/軋み」「摩耗/色褪せ」の問題は、購入から1~2年経過時より3~4年経過時のほうで急に増える。

2019年中国自動車耐久品質調査「大衆車ブランド」
(出所:J.D.パワー)
2019年中国自動車耐久品質調査「大衆車ブランド」
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米国市場は4半期に1回程度、掲載します。