日本市場
「N-BOX」が2カ月連続の首位、前年同月比がプラスに
トヨタは車種を絞って減産、車種ごとに明暗
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した2022年2月の登録車と軽自動車を合わせた新車販売台数ランキング。
ホンダの軽自動車「N-BOX」が2カ月連続で首位になった。部品不足の影響が続く中でも、N-BOXは前月より販売台数を750台以上増やし、前年同月比7.4%増とした。
2~5位はトヨタ自動車の登録車が占めた。「カローラ」と「ライズ」は前年同月比が2桁増。一方、前月2位の「ヤリス」は前月より8000台近く少なく、同49.3%減で4位となった。トヨタも部品不足で2月に国内の全工場で断続的に減産した。影響を抑えるため、調達した部品を販売増加が期待できる車種に振り向けたことにより、車種ごとに明暗が分かれた。
2月の登録乗用車販売台数は18万4729台で前年同月比18.6%減。軽4輪乗用車は10万5119台で同22.1%減。