日本市場
「N-BOX」が3カ月連続の首位、前月より5500台増加
部品不足と福島沖地震で減産続くも、一部車種は販売増
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した2022年3月の登録車と軽自動車を合わせた新車販売ランキング。ホンダの軽自動車「N-BOX」が3カ月連続で首位になった。前月より5500台以上増えたが、前年同月比では6%減少した。6位の日産自動車の軽自動車「ルークス」は、エアバッグの不具合で停止していた生産と販売を2月に再開した。これにより前月10位から上昇した。
どのメーカーも半導体を含む部品不足の影響で生産工場の稼働を一部停止し、減産しているモデルが多い。さらに3月は福島県沖地震の影響もあり、減産が追加された。その中で、トヨタ自動車「カローラ」や「アクア」「ノア」、日産自動車「ノート」、ホンダ「フリード」は前年同月比2桁増となった。
3月の登録乗用車販売台数は28万4544台で前年同月比13.6%減。軽4輪乗用車は14万1849台、同21.7%減。