全1995文字
PR

 日本市場 
4カ月連続首位の「N-BOX」も前月より1万台減少
部品不足の影響続き、軽自動車は軒並みマイナス

トヨタ自動車「ルーミー」
トヨタ自動車「ルーミー」
[画像のクリックで拡大表示]

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した2022年4月の登録車と軽自動車を合わせた新車販売ランキング。ホンダの軽自動車「N-BOX」は4カ月連続で首位を守ったが、販売台数は前月より1万台以上減り、前年同月比7.7%減となった。2~3位はトヨタ自動車「ルーミー」と「ヤリス」で、どちらも1万台を超えたが、前年同月比はマイナス。特にヤリスは同49.7%減とほぼ半減した。一方、4位の「カローラ」は同24.2%増となっている。

 軽自動車と登録車のどちらも部品不足の影響で車種を絞って生産している。トップ10内の軽自動車5車種はすべて前年同月比がマイナスだが、11位以下のダイハツ「ミラ」「タフト」、スズキ「ワゴンR」は同プラスになった。

 4月の登録乗用車販売台数は15万3509台で前年同月比16.0%減。軽4輪乗用車は9万783台で同14.1%減。

2022年4月の日本車名別販売ランキング
(日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会調べ)
2022年4月の日本車名別販売ランキング
[画像のクリックで拡大表示]