日本市場
安全性を向上させた「アルト ラパン」が40.6%増
軽EVの「サクラ」と「ekクロスEV」は出だし好調
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した2022年8月の登録車と軽自動車を合わせた新車販売ランキング。トヨタ自動車「ヤリス」が2カ月連続で首位となった。ホンダ「N-BOX」は2位。1万台を超えたのはこの2車種のみだった。
15位のスズキ「アルト」は前月より4ランク上がった。6月17日に「アルト ラパン」の一部改良と「同ラパンLC」を追加し、前年同月比40.6%増となった。一部改良では夜間の歩行者を検知する「デュアルカメラブレーキサポート」を全車に標準装備した。
6月16日に発売された軽電気自動車(EV)の日産「サクラ」と三菱自動車「ekクロスEV」はどちらも堅調だ。とくにサクラは3523台で、軽自動車のみで10位、総合で22位となった。
8月の登録乗用車販売台数は15万4316台で前年同月比12.1%減。軽4輪乗用車は7万9827台、同9.4%減。