日本市場
「N-BOX」が「ヤリス」を抑えて3カ月ぶり首位
軽・登録車ともに2桁増、部品不足が改善傾向
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した2022年9月の登録車と軽自動車を合わせた新車販売ランキング。ホンダ「N-BOX」がトヨタ自動車「ヤリス」を抑えて3カ月ぶりに首位となった。
軽電気自動車(EV)の日産「サクラ」と三菱自動車「ekクロスEV」はどちらも順位を落としたが堅調だ。サクラは前月比700台増、軽自動車のみで11位、総合で25位となった。
9月の登録乗用車販売台数は21万1585台で前年同月比24.7%増。軽4輪乗用車は11万3316台、同29.9%増。中国・上海市の都市封鎖(ロックダウン)によるサプライチェーンの混乱が収まり、車載半導体を含む部品不足が改善に向かいつつあることから、2桁増となった。トップ10はすべてプラス、11~20位でマイナスとなったのはトヨタ「アクア」「アルファード」、日産「ルークス」の3モデルのみ。