News Digest
目次
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トヨタ、世界生産計画を下方修正で月産80万台に 生産調整、4~6月は「意志ある踊り場に」 ほか
トヨタ自動車は2022年3月、22年度第1四半期(4~6月)の世界生産計画を下方修正したと発表した。車載半導体を含む部品供給不足によって直前の生産計画の変更が度重なり、仕入先を含めた生産現場に大きな負担がかかっていることを受けたもの。
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アウディ、V6ディーゼルを再生バイオ燃料対応に 気候変動戦略の一環、CO2排出量を70~95%低減 ほか
ドイツAudi(アウディ)は、同社のV型6気筒ディーゼルエンジンの多くを、再生可能燃料のHVO(水素化植物油)対応にしたと発表した。
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テスラ、「Model 3」など複数モデルの5万台以上をリコール 「一時停止」無視、規則と現実にかい離か ほか
米Tesla(テスラ)が販売する電気自動車(EV)の運転支援機能において、「一時停止」の交差点で完全に止まらない場合があるとして米国でリコールを実施することが分かった。交通規則上は完全停止が必要なところ、停止しない車両が多い交通流の実態を想定してテスラは機能を実装していたという。
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「カンバン方式の見直しを」、部工会・尾堂会長が警鐘 半導体不足の影響でデメリットが生じる ほか
日本自動車部品工業会会長の尾堂真一氏(日本特殊陶業会長)は、昨今の半導体不足の影響が長引くことに対して「カンバン方式のデメリットが生じている」との見方を示して「見直す必要ある」との危機感を訴えた。
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コネクテッドカー訴訟、ますます激化か?根底に通信業界と自動車業界の商慣習の違い ほか
「コネクテッドカーの普及で携帯通信技術などの標準必須特許(SEP)を巡る訴訟がますます激化する」。ゾンデルホフ&アインゼル法律特許事務所 弁理士・弁護士の松永章吾氏は、コネクテッドカー訴訟についてこう述べた。
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ポルシェ、千葉県木更津市に走行体験施設を開設、オフロードからドリフトまで、最新のシミュレーターも ほか
ドイツPorsche(ポルシェ)日本法人は、ポルシェ車の運転体験施設「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」を千葉県木更津市に開設した。ポルシェにとって、国内では初、世界で9番目の施設となる。
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デンソー、EVタクシー予約サービス実験開始、高齢者でも簡単に操作できるUIを開発 ほか
デンソーと順風路、京都府伊根町の3者は、タブレット端末を利用した電気自動車(EV)タクシーのオンライン予約サービスの実証実験を開始した。過疎化や高齢化が進む地方における交通弱者の移動を支援するのが狙い。
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テスラの次の一手は人型ロボ、22年に試作を目指す、頭脳や目に自動運転EVの部品や技術を流用 ほか
米Tesla(テスラ)は、自動運転技術などを紹介するプライベートイベント「AI Day」で、労働用に人型ロボット「Tesla Bot」を開発中だと明かした。22年中にもプロトタイプを製造したいという。
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トヨタ、高岡工場で8月に生産調整、9000台減産、半導体不足の影響続く ほか
トヨタ自動車は、2021年8月に同社の高岡工場(愛知県豊田市)で生産調整を行うと発表した。車載半導体の不足によって、部品の調達に影響が出るためである。
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トヨタ、AIと脱炭素の2本立てでベンチャー育成を支援、カーボンニュートラルの技術やソリューション向けファンド ほか
トヨタ自動車のベンチャーキャピタルである米Toyota AI Ventures(トヨタAIベンチャーズ)は、社名をToyota Ventures(トヨタベンチャーズ)に変更し、新しくカーボンニュートラルに取り組むベンチャー向けファンド「Toyota Ventures Climate Fund」を設…
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トヨタ、岩手と宮城の2工場3ラインで6月に生産調整 半導体不足の影響、「ヤリス」や「C-HR」2万台を減産 ほか
トヨタ自動車は、2021年6月に国内の2工場で生産調整を行うと発表した。車載半導体不足によって、部品の調達に影響が出るためである。
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ルネサスの主力工場で発煙事故、すみやかに鎮火、数時間後に操業再開 ほか
ルネサス エレクトロニクスの主力工場で、2021年4月21日午後に発煙事故があった。発生場所は、ルネサスの生産子会社「ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング」の那珂工場(茨城県ひたちなか市)のN3棟である。N3棟はルネサスの主力工場で、300mmウエハーを使い車載SoCやマイコンなどを…
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BMWグループ、EV生産拡大に向け南米でリチウムを調達 持続可能な抽出方法、塩水の蒸発なしで環境に配慮 ほか
ドイツBMW Group(BMWグループ)は、米Livent(リベント)からリチウムを調達する契約を交わしたと発表した。複数年契約の総額は約2億8500万ユーロになる。BMWグループは2030年までにグローバル売上高の少なくとも半分は電気自動車(EV)になると予想している。
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Euro NCAP、2車種の衝突試験結果を発表、EVの新モデル「Polestar 2」の安全性を高く評価 ほか
欧州で自動車アセスメントを手掛けるEuro NCAPは、新たに2車種の衝突試験結果を発表した。試験したのは電気自動車(EV)の「Polestar 2」とスペインSeat「Cupra Formentor」の2車種で、いずれも最高評価の五つ星を獲得した。
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20年貿易統計速報、自動車2割減も半導体強し、新型コロナの影響、輸出額で明暗 ほか
財務省の2020年貿易統計(速報値)によれば、自動車の輸出額が前年よりも2割減少したのに対し、半導体などの電子部品は微増となった。
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米Solid Power、330Wh/kgの全固体電池をサンプル出荷、急速充電に課題、高い放電レートで放電容量が低下 ほか
米Solid Powerは、重量エネルギー密度が330Wh/kgの全固体電池のパウチ型セルを開発し、評価用にサンプル出荷を始めた。セルの容量は20Ahで、正極/電解質/負極の層22層からなる。
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三菱電機、SiCパワーMOSFET 6製品を発売、ソース端子増加でスイッチング損失を約30%削減 ほか
三菱電機は、同社従来品に比べてスイッチング損失を約30%低減したSiC(炭化ケイ素)パワーMOSFETを6製品開発し、サンプル出荷を開始した。耐圧は+1200V。ドレイン電流は製品によって異なり、38~102Aである。同社従来品で採用していた3端子TO-247パッケージを4端子TO-247パッケー…
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日立とホンダ、統合会社「日立アステモ」を20年度内に設立へ、ボッシュやデンソーなどメガサプライヤーに対抗 ほか
日立製作所傘下とホンダ傘下の自動車部品メーカー合わせて4社は、経営統合後の社名を「日立Astemo(アステモ)」にすると発表した。日立傘下の日立オートモティブシステムズと、ホンダ傘下のケーヒンとショーワ、日信工業の3社を経営統合する。統合会社の連結売上高は約1兆7000億円、社員数は約7万5000…
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デトロイトモーターショー、2021年の開催時期を9月に延期、新型コロナ感染拡大の収束時期見えず ほか
「デトロイトモーターショー2021」の延期が決まった。主催者のデトロイト自動車販売店協会(Detroit Auto Dealers Association:DADA)が、2020年9月21日(現地時間)に発表した。
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FCAとWaymo、自動運転技術の提携を拡大、小型商用車にレベル4の自動運転機能 ほか
欧米Fiat Chrysler Automobiles(FCA)と米Waymo(ウェイモ)は、自動運転技術の提携を拡大すると発表した。Waymoは、米Google(グーグル)が開発してきた自動運転技術を商用化する目的で、親会社の米Alphabet(アルファベット)が2016年12月に設立した企業。…