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【新車】スバル、「XV」などに車両の停止保持機能を追加

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 SUBARU(スバル)は、2018年秋の部分改良で小型SUV「XV」と中型車「インプレッサ」に車両の停止保持機能「オートビークルホールド」を追加する。

 オートビークルホールドは、ブレーキペダルから足を離しても車両の停止状態を保持するもの。専用ボタンを押した状態でブレーキペダルを軽く踏み増すと、ESC(横滑り防止装置:スバルではVDCと呼ぶ)が作動して停止状態を維持する。一般道における信号待ちや渋滞時などにブレーキペダルを踏み続ける頻度が減る。発進するには、通常通りアクセルペダルを踏む。

 XVとインプレッサに標準搭載している安全運転支援システム「アイサイトver.3」は、主要機能の一つである先行車追従(ACC)機能が全車速に対応している。停止時にブレーキペダルから足を離しても、停止状態を維持する。さらに、先行車に追従して停止状態から発進できる。

 ただ、同システムは高速道路や自動車専用道での使用が前提だ。一般道で停止状態を維持するには、ブレーキペダルを踏み続ける必要がある。そこで、コストをできるだけ抑えながらアイサイトver.3の全車速対応ACCに近い機能を実現するため、停止保持の機能を追加することにした。 (高田 隆)

【技術】ボルグワーナー、長城汽車にEV用電動モジュールを供給

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 米ボルグワーナー(BorgWarner)は、中国の長城汽車に電気自動車用の電気駆動モジュール「eDM」を供給すると発表した。2018年型「C30 EV」が最初のeDM搭載モデルとなる。また、北京モーターショーで発表され、8月から正式に稼働を開始した新エネルギー車専用ブランド「ORA(欧拉)」のモデルにも供給する予定。

 eDMは、EVやハイブリッド車向けの電気駆動モジュールで、電気駆動用変速機「eGearDrive」と同社独自の「高電圧ヘアピン(HVH)モーター」を統合したもの。高効率モーターと高精度の変速機をアルミ筐体に収めた小型・軽量な設計で、車両を設計する上でスペースを低減し、効率を大きく改善できる。モーターは、最大トルクが315N・m、最大回転速度は10600rpmとなる。

 中国では大気汚染対策として環境規制を強化しており、新エネルギー車への転換を推進するクレジットスコアリングシステムを開始した。エンジン車のような購入規制がないEVへの期待が高く、今後もEV市場の成長が見込める。BorgWarnerはEV関連部品の現地生産を進め、適正なコスト、顧客ごとのソリューション、迅速なサービスの提供を目指す。 (櫛谷さえ子)

【技術】東北電力と日産など、駐車場のEVを活用するV2G実証実験

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 東北電力と日産自動車、三井物産、三菱地所は、電気自動車を活用したバーチャルパワープラントの構築を目指し、仙台市で「V2G実証プロジェクト」を開始すると発表した。EVの電池から電力需要に応じて充放電する技術(V2G:Vehicle to Grid)を使い、EV電池を電力需給バランスの調整機能として活用できるかどうかを検証する。

 実証試験では、仙台ロイヤルパークホテルに充放電スタンド2台を設置し、カーシェアリング車両としてEV2台を提供し、新たに開発する遠隔監視・制御システムで、スタンドに接続したEV電池の充放電を制御する。蓄電池の使用状況やカーシェアリング車の利用状況のデータを、新たなビジネスモデルやサービス開発に役立てる。

 東北電力は、充放電スタンドの遠隔監視・制御システムを構築し、EVからの充放電が電力網に与える影響を評価して、将来のV2Gシステムの在り方を検討する。日産は、日産カーレンタルソリューションの共同事業である「NISSAN e-シェアモビ」によりカーシェアリングサービスを提供し、EVの電池残量や走行データを収集・分析する。充放電スタンドの設置と運営は三井物産が手掛け、三菱地所が実験場所を提供する。 (櫛谷さえ子)