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【技術】現代自動車、2019年から量産車にソーラーパネルを搭載
半透明ソーラールーフも開発

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 韓国の現代自動車グループ(Hyundai Motor Group)は、2019年から一部の車両にソーラーパネルを搭載する計画を発表した。ソーラーパネルはルーフやフードに組み込み、エンジン車やハイブリッド車、電気自動車の電池に電力を供給し燃費を向上する。

 システムは、ソーラー発電パネル、コントローラー、電池で構成する。100Wのソーラーパネルを装備した場合、夏の正午で放射照度が1000W/m2の時、1時間当たり約100Whの電力を発電する。ソーラーパネルの発電効率を上げるため、最大電力点追従(MPPT)方式のコントローラーで電圧を制御する。

 現在、開発しているソーラーシステムは3種類。第1世代は一般的に使われているシリコン系材料を用いたソーラールーフシステム。このシステムは気象条件にもよるが、1日でハイブリッド車の電池の30~60%を充電できる。2019年から量産車に搭載する予定。

 第2世代は半透明のソーラールーフシステム。これは光を通すため大型サンルーフに組み込み、電気自動車またはエンジン車の補機用電源を充電する。第3世代はまだ研究段階で、発電量を増やすため、ソーラーパネルをフロントフードにも組み込む。 (櫛谷さえ子)

【部品】パナソニックが48V系電動パワートレーンを開発
体積50%減、重さ35%減

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 パナソニックは、電動車向けの電動パワートレーンプラットフォーム「e- Powertrain」を従来よりも小型化し、創業100周年記念イベント「CROSS-VALUE INNOVATION FORUM 2018」に出展した。48V系の小型の電気自動車(EV)に向けたもので、同基盤を初めて公開したのは、2018年1月のCESである。この時に比べて、体積をおよそ半分にし、重さを約35%削減した。CES出展時から、「次世代品で体積を半分にしたい」(CESの同社ブースの説明員)としており、今回はこの目標を実現した。

 ePowertrainは、IPU(Integrated Power Unit)とMTU(Motor Unit)から成る。IPUは、車載充電器(AC-DCコンバーター)とDC-DCコンバーター、モーター、モーター駆動用インバーターなどを一体化したもの。一方、MTUは、モーターとインバーターを一体にしたものである。こうしたユニット化によって、構成要素を個別に組み合わせるよりも、配線などを省くことで小型・軽量にできる。

 さらに、IPUとMTUという構成を採ることで、拡張性を高めている。IPUをベースにして、適用先の電動車両が求める出力に応じてMTUを増やすことが可能だ。 (根津 禎)