【顧客サービス】
ポルシェ、千葉県木更津市に走行体験施設を開設
オフロードからドリフトまで、最新のシミュレーターも
ドイツPorsche(ポルシェ)日本法人は、ポルシェ車の運転体験施設「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」を千葉県木更津市に開設した。ポルシェにとって、国内では初、世界で9番目の施設となる。
ポルシェジャパン社長のMichael Kirsch(ミヒャエル・キルシュ)氏は同日開いた記者会見で、「ここはショールームでもレース場でもない。ポルシェというブランドを五感で体験してもらいたい」と語った。
約50億円を投じ、様々なコースを用意した。地形を生かし、高低差のある1周2.1kmの3次元的なコースを用意する。スラロームやブレーキングなどを練習できる舗装エリアや、コンクリートで滑りやすくした「低μ路」、SUV(多目的スポーツ車)向けのオフロードコース、ドリフト走行を体験する円周コースなどを設けた。
コースでは、ポルシェドライビングコーチの運転で助手席に乗車して走行を体験できるほか、ドライビングスキルの向上を目指し、ドライビングコーチのマンツーマンによるインストラクションも用意した。
また、コース併設の建物内では、最新のシミュレーターで世界のコースを走行体験できる。(久米秀尚)