News Digest
目次
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テスラの次の一手は人型ロボ、22年に試作を目指す、頭脳や目に自動運転EVの部品や技術を流用 ほか
米Tesla(テスラ)は、自動運転技術などを紹介するプライベートイベント「AI Day」で、労働用に人型ロボット「Tesla Bot」を開発中だと明かした。22年中にもプロトタイプを製造したいという。
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トヨタ、高岡工場で8月に生産調整、9000台減産、半導体不足の影響続く ほか
トヨタ自動車は、2021年8月に同社の高岡工場(愛知県豊田市)で生産調整を行うと発表した。車載半導体の不足によって、部品の調達に影響が出るためである。
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トヨタ、AIと脱炭素の2本立てでベンチャー育成を支援、カーボンニュートラルの技術やソリューション向けファンド ほか
トヨタ自動車のベンチャーキャピタルである米Toyota AI Ventures(トヨタAIベンチャーズ)は、社名をToyota Ventures(トヨタベンチャーズ)に変更し、新しくカーボンニュートラルに取り組むベンチャー向けファンド「Toyota Ventures Climate Fund」を設…
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トヨタ、岩手と宮城の2工場3ラインで6月に生産調整 半導体不足の影響、「ヤリス」や「C-HR」2万台を減産 ほか
トヨタ自動車は、2021年6月に国内の2工場で生産調整を行うと発表した。車載半導体不足によって、部品の調達に影響が出るためである。
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ルネサスの主力工場で発煙事故、すみやかに鎮火、数時間後に操業再開 ほか
ルネサス エレクトロニクスの主力工場で、2021年4月21日午後に発煙事故があった。発生場所は、ルネサスの生産子会社「ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング」の那珂工場(茨城県ひたちなか市)のN3棟である。N3棟はルネサスの主力工場で、300mmウエハーを使い車載SoCやマイコンなどを…
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BMWグループ、EV生産拡大に向け南米でリチウムを調達 持続可能な抽出方法、塩水の蒸発なしで環境に配慮 ほか
ドイツBMW Group(BMWグループ)は、米Livent(リベント)からリチウムを調達する契約を交わしたと発表した。複数年契約の総額は約2億8500万ユーロになる。BMWグループは2030年までにグローバル売上高の少なくとも半分は電気自動車(EV)になると予想している。
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Euro NCAP、2車種の衝突試験結果を発表、EVの新モデル「Polestar 2」の安全性を高く評価 ほか
欧州で自動車アセスメントを手掛けるEuro NCAPは、新たに2車種の衝突試験結果を発表した。試験したのは電気自動車(EV)の「Polestar 2」とスペインSeat「Cupra Formentor」の2車種で、いずれも最高評価の五つ星を獲得した。
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20年貿易統計速報、自動車2割減も半導体強し、新型コロナの影響、輸出額で明暗 ほか
財務省の2020年貿易統計(速報値)によれば、自動車の輸出額が前年よりも2割減少したのに対し、半導体などの電子部品は微増となった。
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米Solid Power、330Wh/kgの全固体電池をサンプル出荷、急速充電に課題、高い放電レートで放電容量が低下 ほか
米Solid Powerは、重量エネルギー密度が330Wh/kgの全固体電池のパウチ型セルを開発し、評価用にサンプル出荷を始めた。セルの容量は20Ahで、正極/電解質/負極の層22層からなる。
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三菱電機、SiCパワーMOSFET 6製品を発売、ソース端子増加でスイッチング損失を約30%削減 ほか
三菱電機は、同社従来品に比べてスイッチング損失を約30%低減したSiC(炭化ケイ素)パワーMOSFETを6製品開発し、サンプル出荷を開始した。耐圧は+1200V。ドレイン電流は製品によって異なり、38~102Aである。同社従来品で採用していた3端子TO-247パッケージを4端子TO-247パッケー…
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日立とホンダ、統合会社「日立アステモ」を20年度内に設立へ、ボッシュやデンソーなどメガサプライヤーに対抗 ほか
日立製作所傘下とホンダ傘下の自動車部品メーカー合わせて4社は、経営統合後の社名を「日立Astemo(アステモ)」にすると発表した。日立傘下の日立オートモティブシステムズと、ホンダ傘下のケーヒンとショーワ、日信工業の3社を経営統合する。統合会社の連結売上高は約1兆7000億円、社員数は約7万5000…
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デトロイトモーターショー、2021年の開催時期を9月に延期、新型コロナ感染拡大の収束時期見えず ほか
「デトロイトモーターショー2021」の延期が決まった。主催者のデトロイト自動車販売店協会(Detroit Auto Dealers Association:DADA)が、2020年9月21日(現地時間)に発表した。
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FCAとWaymo、自動運転技術の提携を拡大、小型商用車にレベル4の自動運転機能 ほか
欧米Fiat Chrysler Automobiles(FCA)と米Waymo(ウェイモ)は、自動運転技術の提携を拡大すると発表した。Waymoは、米Google(グーグル)が開発してきた自動運転技術を商用化する目的で、親会社の米Alphabet(アルファベット)が2016年12月に設立した企業。…
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STマイクロ、デジタルキー向けNFCリーダーICを発売、自動車のサブスクリプションサービスが容易に ほか
伊仏合弁STMicroelectronics(STマイクロ)は、自動車用デジタルキーに向けたNFC(近距離無線通信)リーダーIC「ST25R3920」を発売した。自動車用デジタルキーを使えば、スマートフォンなどを使って自動車の施錠や開錠が可能になるほか、友人や駐車場の係員に使用権限を与えることがで…
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東芝が新しいソリッドステート式LiDAR、従来の4倍、200m先を計測可能 ほか
東芝は、車両の高度自動運転に必要な距離センシング技術「LiDAR」の新しい受光技術を開発したと発表した。これまでの「ソリッドステート式」LiDARと比較して、4倍の距離を計測できるのが特徴である。2023年3月末までに、中距離から長距離用の車載向けLiDARとしての実用化を目指す。
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ルノー、中国市場の新たな戦略を発表、東風汽車と合弁解消、小型商用車とEVに集中 ほか
フランス・ルノー(Groupe Renault)は、中国市場の新たな戦略を発表した。中国では電気自動車(EV)と小型商用車(LCV)の二つを主要な柱とする。併せてルノーと東風汽車との合弁会社である東風雷諾汽車(DRAC)の株式を東風汽車に譲渡し、合弁を解消する。ルノーの2019年の中国自動車販売台…
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VWグループ、新型コロナで停止した中国事業を再開、中国の消費者心理に変化、電車やバスよりクルマが安全 ほか
ドイツ・フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は、新型コロナウイルスの感染拡大により一時停止していた中国事業を再開したと発表した。
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人工呼吸器の増産で自動車メーカーなど異業種がタッグ、新型コロナ対策で米FDAが規制緩和で後押し ほか
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、人工呼吸器の需要が急増している。旭化成は子会社の米ゾールメディカル(ZOLL Medical)が人工呼吸器の生産数を現在の約25倍の月間1万台に増やすと発表した。異業種の自動車メーカーも人工呼吸器の製造支援を始めた。米GM(General Motors)は人工…
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プローブ情報による道路交通情報サービス、VICSセンターが関東1都6県で実証実験 ほか
一般財団法人の道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター)は、複数の自動車・車載機メーカーが収集しているプローブ情報をビッグデータとして活用し、これまでより対象となる道路を拡充した交通情報をFM多重放送で配信する実証実験を、2020年4月から9月まで関東1都6県で実施すると発表した。
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インフィニオン、車載向けLDOレギュレーターICを発売実装面積が2×2mm、業界標準より60%減 ほか
独インフィニオン・テクノロジーズ(Infineon Technologies)は実装面積が2.0mm×2.0mmの8端子TSNP-7に封止した車載機器向けLDOレギュレーターIC「TLS715B0NAV50」を発売した。同社のリニアレギュレータICファミリー「OPTIREG」に含まれる製品である。…