European Report
目次
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欧州の自動車衝突試験、トヨタAygo Xは4つ星どまり
欧州で自動車アセスメントを手掛けるEuro NCAPは2022年7月、新たに7車種の衝突試験結果を発表した。試験したのはイタリアAlfa Romeo(アルファロメオ)の「Tonale」、韓国・起亜自動車の「Sportage」、スペインSeat(セアト)の「Cupra Born」、ドイツMerced…
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Euro NCAPがADASを評価、ID.5とQashqaiが最高点
欧州で自動車アセスメントを手掛けるEuro NCAPは2022年5月、新たに4車種の高速道路における運転支援機能を試験し、格付けを発表した。試験したのは、ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)「ID.5」、日産自動車「Qashqai」、英Jaguar(ジャガー)「I-PACE」、ス…
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メルセデス・ベンツ、EV化加速で、新ブランド戦略を発表
ドイツMercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)は2022年5月、南フランスのコート・ダジュールで「Economics of Desire」と題した新ブランド戦略発表会を開催した。
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往年の「T1」を想起させるデザイン、VWのEVバン「ID. Buzz」
ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)グループの新型電気自動車(EV)バン「ID. Buzz」は、今も根強い人気を持つマイクロバス「T1」のデザインを生かしつつ、双方向充電など先進機能を採用した。
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Euro NCAPの衝突安全性試験、新たに6車種に5つ星
欧州で自動車アセスメントを手掛けるEuro NCAPは2022年3月、今年最初の衝突試験結果を発表した。新たに試験したのは、ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)の小型車「Polo」とクロスオーバー車「Taigo」、フランスRenault(ルノー)の電気自動車(EV)「Megane…
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メルセデス・ベンツの環境戦略、家庭ゴミまで再利用
ドイツMercedes-Benz Group(メルセデス・ベンツグループ)は2022年3月、サステナビリティー(持続可能性)戦略を進めるため、様々な分野で持続可能な材料の使用を増やすと発表した。
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ホンダ、欧州の全モデルに電動車を設定 23年には戦略的EV3車種を投入
ホンダは2022年3月、欧州で次に投入する電動車として新型ハイブリッド車(HEV)「Civic e:HEV」を発表した。22年秋に発売する。同社はこれで、「22年末までに欧州で販売中の全モデルに電動車を設定する」という目標を達成した。
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VW、新ソフトプラットフォーム、グループで統一、25年までに開発
ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)は、2025年までにグループ統一の新しいソフトウエアプラットフォーム(ソフトPF)を開発する。同グループが21年7月に開催した「NEW AUTO戦略」のオンライン説明会で明らかにした。
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VW「ID.3」だけじゃない、コンチの統合ECUが20車種へ
ドイツContinental(コンチネンタル)は、同社の統合ECU(電子制御ユニット)「HPC(High-Performance Computer)」が2021~22年に量産される20車種以上に採用されたと発表した。
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ベンツ「Sクラス」怪物級HUD、日本精機が巨大AR、表示距離3倍で
クルマにAR(拡張現実感)の本格適用が始まった。象徴的な例が、ドイツDaimler(ダイムラー)「Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)」ブランドの旗艦セダン「Sクラス」だ。
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ルノー、30年にEVコストを大幅減、電池6割減、パワトレ3割減
電気自動車(EV)を民主化する─。フランスRenault(ルノー)グループは、EVの低価格化に向けた戦略を発表した(図1)。同グループによれば、EVのコストは4割が電池、1割がパワートレーン、2割が(パワートレーンを除く)プラットフォーム、3割が残りの部分。
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LiDARでここまでできる、ヴァレオの一般道向け自動運転
一般道を対象にした「レベル3」の自動運転を、LiDAR(レーザースキャナー)でどこまで実現できるか。フランスValeo(ヴァレオ)は、それを確かめるためのシステムを開発した。
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衝撃のVW戦略、EV化へ雪崩打つ、エンジン消滅に現実味
世界の自動車産業で電動化が、いやいや電気自動車(EV)化が筆者の想像をはるかに超える勢いで加速し始めた。今後5年以内に雪崩を打つようにEVが世界で広がり、埋め尽くすかもしれない。引き金が、独Volkswagen(フォルクスワーゲン、VW)グループである。
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EV/PHEVの普及で欧州の、新車平均CO2排出量が12%減少
英調査会社のJATO Dynamics(JATOダイナミクス)は2021年4月、欧州21カ国で20年に登録された新車の平均二酸化炭素(CO2)排出量が前年比12%減少したと発表した。
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ボルボ、乗用車の脱エンジンを決断、続く欧米メーカーのEV専業化宣言
「2025年までに世界の売上高の50%を電気自動車(EV)によるものとし、30年までに販売する全てのクルマをEVにする」─。スウェーデンVolvo(ボルボ)は21年3月、EV専業化を進めることを発表した。
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伸び悩むルノーグループ、CEOが明かす新戦略の背景と狙い
フランスRenault(ルノー)は2021年1月、ルノーグループの復活(Resurrection)、刷新(Renovation)、変革(Revolution)に向けた新しい戦略「Renaulution(ルノーリューション)」を発表した。
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欧州にはEVトラックが必要、2030年までに20万台
欧州自動車工業協会(ACEA)は2021年1月下旬、欧州27カ国における車両の使用状況をまとめたレポート「Vehicles in use, Europe」を発表した。同レポートによると、全トラックの97.8%がディーゼルエンジン車であり、ゼロエミッションの電動トラックはわずか2300台で、全車両の…
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VWグループ、大幅に削減、2020年の平均CO2排出量
ドイツVolkswagenグループは2021年1月下旬、欧州で2020年に販売した乗用車の平均CO2排出量を大幅に削減したと発表した。
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「エンジン開発を止めてはならない」、欧州LCAのCO2低減へ現実解
英国、米カリフォルニア州、カナダ・ケベック州などが2020年、30年もしくは35年までにエンジン車の新車販売を禁止する意向を発表した。中国も、35年をめどに新車販売を環境対応車に絞る。脱エンジン車に向けた動きが加速しつつあるが、欧州の専門家はこの動きに待ったをかける。
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Euro NCAPで四つ星評価、ホンダのEV「Honda e」
欧州で自動車アセスメントを手掛けるEuro NCAPは2020年12月、新たに7車種の衝突試験結果を発表した。試験したのはドイツAudi「A3 Sportback」、スペインSeat「Leon」、いすゞ自動車「D-MAX」、韓国起亜自動車「Sorento」、英Land Rover「Defender…