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 ドイツ・ダイムラー(Daimler)が「Cクラス」を4年ぶりに部分改良した(図1)。「従来モデルから全部品の半分以上に当たる約6500点を変更した」(同社)という今回の目玉は、48V電源部品を用いた簡易ハイブリッド(HEV)システムの採用だ。Daimlerは上級車種で48V化していたが、いよいよ最量販車への展開を始めた。

図1 4年ぶりに部分改良したDaimlerの新型「Cクラス」
図1 4年ぶりに部分改良したDaimlerの新型「Cクラス」
約6500点の部品を変更したという。パワートレーンは、48V電源で駆動するBSG(ベルト駆動スターター兼オルタネーター)を採用し、簡易ハイブリッド化を図った。
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 「モーターを採用することで加速性能と回生能力を高め、走りの楽しさを高めるとともに燃費の改善を図った」。部分改良したCクラスの開発責任者を務めたDaimlerのクリスチャン・フリュー(Christian Frueh)氏(同社Director, Chief Engineering C-Class Platform)は48V簡易HEVを採用した理由をこう説明する。

 Daimlerはこれまでに、旗艦セダン「Sクラス」や上級セダン「Eクラス」に48Vシステムを用意してきた。今回の部分改良によって、年間40万台を超えるDaimlerの最量販車であるCクラスにも適用範囲を拡大した格好である。48Vに対応した電源部品の多くをEクラスと共用することでコストを抑えた。