全1254文字
PR

ホンダは2022年3月、欧州で次に投入する電動車として新型ハイブリッド車(HEV)「Civic e:HEV」を発表した(図1)。22年秋に発売する。同社はこれで、「22年末までに欧州で販売中の全モデルに電動車を設定する」という目標を達成した。今後も電動車のラインアップを増やし、23年には新しい電動車3車種を投入する。

図1 新型HEV「Civic e:HEV」
図1 新型HEV「Civic e:HEV」
熱効率41%のエンジンを搭載した。(写真:ホンダ)
[画像のクリックで拡大表示]

 Civic e:HEVは、新たに開発した排気量2.0Lの直噴アトキンソンサイクルエンジンと2つのモーターを組み合わせ、72セルのリチウムイオン電池パックを搭載したHEVである。システムの最高出力は135kW、最大トルクは315N・mとなる。エンジンの熱効率は41%であり、量産車の中では最高レベルの値になったとする。二酸化炭素(CO2)排出量は110g/km以下、燃費(WLTPモード)は25km/L以上を目標としている。

ラインアップの中心となる「e:Ny1」

 23年に新たに投入する電動車は、(1)今回プロトタイプを公開したBセグメントに属するSUV(多目的スポーツ車)タイプの電気自動車(EV)「e:Ny1」、(2)Cセグメントに属するSUVタイプのHEV、(3)HEVとプラグインハイブリッド車(PHEV)を設定した新型SUV「CR-V」─の3モデルだ。このうちe:Ny1は将来のラインアップの中心となるEVで、ファミリーユーザー向けに最適なオプション機能を提供する計画である(図2)。

図2  BセグメントSUVの「e:Ny1」
図2  BセグメントSUVの「e:Ny1」
将来のラインアップの中心となるEVで、ファミリー層向けに最適なオプション機能を提供する計画という。(画像:ホンダ)
[画像のクリックで拡大表示]

 ラインアップの電動化に加えて、ホンダはエネルギー管理事業にも注力する。電動モビリティーとエネルギーサービスを連携させることで、環境負荷がない持続可能な社会を実現することを目標としている。