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ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)グループの新型電気自動車(EV)バン「ID. Buzz」は、今も根強い人気を持つマイクロバス「T1」のデザインを生かしつつ、双方向充電など先進機能を採用した。まず欧州で発売し、北米での発売も計画している。

 VWグループの小型商用車部門を担うVolkswagen Commercial Vehicles(フォルクスワーゲン・コマーシャル・ビークル、VWCV)は2022年3月9日、EVバン「ID. Buzz」とEVカーゴバンの「ID. Buzz Cargo」を発表した(図13)。1950年代に人気を博したマイクロバス「T1」のデザインを現代のEVに移し、ツートンカラーの外装、持続可能な内装デザイン、各種の先進機能を採り入れた。どちらもドイツ・ハノーバーにあるVWCVの主要工場で生産し、まず22年第3四半期に欧州で発売する。北米向けにはロングホイールベースの乗用モデルを23年に発表し、24年に発売する予定。

図1 EVバン「ID. Buzz」(左)と「ID. Buzz Cargo」
図1 EVバン「ID. Buzz」(左)と「ID. Buzz Cargo」
(写真:フォルクスワーゲン)
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図2 ID. Buzz
図2 ID. Buzz
全長4712×全幅1985×全高1937mmでホイールベースは2988mm。(写真:フォルクスワーゲン)
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図3 ID. Buzzのリアビュー
図3 ID. Buzzのリアビュー
(写真:フォルクスワーゲン)
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 両モデルともVWグループの電動車用プラットフォーム「Modular Electric Drive Kit(MEB)」をベースとした。MEBはVWグループ傘下のブランドがさまざまな電動モデルで使っている。現在、グループ内のEVの30%がすでにMEBをベースとし、25年までには80%まで拡大する予定という。