連載
変わる自動車の電源ネットワーク
目次
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安全に関わる部品は、ISO 26262のVモデルで検証
最終回:機能安全の設計と検証
自動運転における電源構成では、車両制御や通信と同等の技術水準や信頼性が求められる。加えて法規への対応も必要だ。そのためには、様々な要素を検討しなければならない。ツールなどを活用し、もれがないようにISO 26262のVモデルで繰り返し評価・検証することが重要となる。
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レベル3以上の電源構成、故障時の影響を最小限に設計
第2回:パワーネットの機能安全
自動運転には安全機能が必要不可欠だ。レベルによって要件は異なるが、いずれの場合も電源の信頼性を確保することが欠かせない。第2回は、自動運転システムの異常時に求められる安全機能を整理するとともに、電源構成に求められる安全性の方針を考える。(編集部)
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自動車の電源を再構築、自動運転を念頭に二重化
第1回:関連する法規
車載通信ネットワークの議論は多い一方、置き去りにされがちなのが電源である。自動運転の実現には、電力の安定供給に主眼を当てた現状の構成だけでは対応できない。ドイツBosch(ボッシュ)が考える電源構成の将来像を3回に分けて連載する。第1回は法規に焦点を当てる。(編集部)