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電動パワーステアリング(EPS)世界最大手のジェイテクトが将来に向けて動き出した。 最も注力するのがソフトウエアだ。 自動運転に向けた操舵機能の拡大をソフトでリードしていく。 量で攻める欧米メガサプライヤーに対し、日系部品メーカーは質で対抗する。

 ジェイテクトは、電動パワーステアリング(EPS)で世界最大手の企業。2019年3月期の売上高(約1兆5000億円)の半分はEPSを含むステアリング部品だ。2030年に向けて、ソフトウエアを強化することでステアリングシステムの世界シェア25%を維持していく。

 「ソフト対応を怠れば単なるハードウエアとしてのステアリングメーカーになってしまう」(社長の安形哲夫氏)との危機感が後押しする。

 一方、シェアリングの普及で新型車市場が減少に転じる時代に向けて、パワーアシストスーツやリチウムイオンキャパシターなど、新事業の育成にも力を入れる。現状の強みを維持していく一方、新事業で足場を固める戦略だ。