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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、抗ウイルス対応の内装材に注目が集まる。住宅会社もそうした建材を使った住宅商品を積極的に企画し、顧客の関心も高い。抗ウイルス対応の内装材に商機を探る動きが活発化している。

 「新型コロナウイルスは一過性のもので、いずれワクチンなどが開発されて、1年半もすれば収束するだろうとみていた」

成田 和幸 氏
成田 和幸 氏
日本ハウスホールディングス代表(写真:日経ホームビルダー)

 日本ハウスホールディングス(以下、日本ハウスHD)の成田和幸代表は、緊急事態宣言が発令されていた2020年4月頃の認識をそう振り返る。しかし、「新型コロナに限らず、これまでもウイルスとの戦いが続いてきた」と考えるようになったと言う。

 「抗ウイルス」が普遍的なテーマだと判断し、6月から同社は「抗ウイルス・抗菌」対応住宅の開発に乗り出した。約2カ月で商品化を実現し、8月に販売を開始。10月までの3カ月で、限定400棟を売り出す計画だ〔図1〕。

〔図1〕3カ月で400棟を販売
〔図1〕3カ月で400棟を販売
日本ハウスホールディングスが販売する「抗ウイルス・抗菌」対応住宅のチラシ。8月に販売を開始し、10月までの3カ月で限定400棟を販売する計画だ。販売価格は据え置きとした(資料:日本ハウスホールディングス)
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