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 国は、古い建物の解体工事で飛散するアスベストによる健康被害に関して、現行の規則に定められた工事前の調査や届け出などの規則を見直す。厚生労働省が2019年12月に有識者を集めて開催した会合で、方針を固めた。

 同省は19年12月3日、「建築物の解体・改修等における石綿ばく露防止対策等検討会」を開催。アスベストを使用した古い建築物の解体・改修工事が今後も増えていくことが見込まれているが、その一方で、施工者が適切に対処していないケースは現在も散見される。こうした現状を踏まえて同省は「石綿障害予防規則」(以下、規則)の一部を改める案をまとめて、同検討会で有識者に示した。