全993文字
PR

 現場監督が事務所や自宅に居ながら、自らの分身となるロボットを住宅建築の現場で動かす──。神奈川県藤沢市のlog build(ログ ビルド)がロボットで現場を遠隔管理するシステム「ログシステム」を開発。2020年11月から順次、住宅会社へのサービス提供を開始する予定だ。

 ログシステムでは、サッシの取り付けが済んだ現場に、高さ約1.1m、重量約8kgのロボット「Log kun(ログくん)」を配置。独自開発の専用アプリを入れたスマートフォンやタブレット型端末、PCを使って、現場監督は現場に行かなくてもログくんを遠隔から操作できる〔写真12〕。

〔写真1〕三輪で自走する
〔写真1〕三輪で自走する
現場管理ロボット「Log kun(ログくん)」。高さ約1.1m、重量約8kg。三輪で自走し、タブレット型端末を装備する。電力は「充電ステーション」に接続して供給する(写真:日経ホームビルダー)
[画像のクリックで拡大表示]
〔写真2〕スマホやタブレットで操作
〔写真2〕スマホやタブレットで操作
専用アプリを入れた端末でログくんを操作する。インターネット環境があれば、スマートフォンやタブレット型端末、PCで現場を確認できる(写真:日経ホームビルダー)
[画像のクリックで拡大表示]

 ログくんには、現場を広角に映せる魚眼レンズを搭載。現場監督は気になる箇所があれば、高解像度の静止画を撮影して詳細な納まりなどを確認する。テレビ通話できるタブレット型端末を標準装備しており、現場の職人との情報共有も容易だ。

 ログくんは、三輪で自走し、高さ2.5cmまでの段差を乗り越えられる。フロアを移動させる際には人手が必要となるが、重量が8kg程度と軽いので、職人1人で移動できる。