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 防災科学技術研究所(以下、防災科研)と大手住宅会社の一条工務店(東京都江東区)は、10月2日、ゲリラ豪雨による洪水が発生した際の木造2階建て住宅の被害を検証する実大実験を実施した。

 実験では「一般仕様住宅」と水害対策を施した「耐水害仕様住宅」の2棟を大型の貯水槽に設置。最大で毎時300mmのゲリラ豪雨を発生させ、地盤面から1.3mの高さまで貯水槽に注水した。一般仕様住宅では室内の床上約70cmまで浸水したが、耐水害仕様住宅の室内では床上浸水、床下浸水いずれの被害もなかった〔写真1〕。

〔写真1〕耐水害仕様住宅では室内に被害なし
上の「一般仕様住宅」の室内では、実験開始後、約1時間経過すると床上約70cmまで浸水した(下)(写真:日経ホームビルダー)
上の「一般仕様住宅」の室内では、実験開始後、約1時間経過すると床上約70cmまで浸水した(下)(写真:日経ホームビルダー)
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上の「耐水害仕様住宅」では、同じ時間が経過しても床上浸水はなかった(下)(写真:一条工務店)
上の「耐水害仕様住宅」では、同じ時間が経過しても床上浸水はなかった(下)(写真:一条工務店)
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防災科研は縦40m、横30m、深さ3.5mの大型貯水槽を敷地内に造り、内部にこれら2棟の住宅を建設。降雨装置でゲリラ豪雨を再現した