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 工務店やハウスメーカーがIoT(インターネット・オブ・シングズ)住宅を開発する際、導入を検討してみたい建材や設備をピックアップする。前回の玄関や窓に続いて、今回はリビングと水回りを見ていく。

家族を見守る照明

 スマートスピーカーの普及をきっかけに、IoT対応の家電への関心も高まっている。今、最も普及の進んでいるのがリビング周辺だろう。エアコンや照明などのコントロールといった、分りやすい利便性の向上が要因だ。数多いリビング向けのIoT機器から、個性的な製品をピックアップした。

 ソニーネットワークコミュニケーションズの「マルチファンクションライト」〔図6〕はスピーカーや各種センサーを備えた照明機器だ。人感センサーを用いた機能が特徴だ。外出先から部屋の状態を確認できる。家族の帰宅を検知してスマートフォン(以下、スマホ)に通知し、伝言メッセージを再生することもできる。

〔図6〕人感センサーで見守り/ソニーネットワークコミュニケーションズ「マルチファンクションライト」
〔図6〕人感センサーで見守り/ソニーネットワークコミュニケーションズ「マルチファンクションライト」
スピーカーや赤外線リモコン、各種センサーなどを備えた照明機器。人感センサーが人の動きを検知し、スマホに通知する。子供の帰宅を確認すると、録音メッセージを再生するなど、見守りとコミュニケーションツールとして役立つ(写真:ソニーネットワークコミュニケーションズ)
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 ベンチャー企業stak(広島市)のスマートライト「stak」〔図7〕もユニークだ。LED電球として照明機器に取り付けるだけで、照明はもちろん、赤外線でコントロール可能なエアコンやテレビなどの家電もコントロールできる。

〔図7〕電球で家電操作/stak「stak」
〔図7〕電球で家電操作/stak「stak」
LED 電球のソケット部に学習型の赤外線リモコンを内蔵したスマートライト。照明だけでなく、エアコンやテレビなどの家電も操作できる。行動範囲に合わせての自動制御やタイムスケジュ―ルによる自動化も可能。赤外線リモコンやLED 照明などの各種モジュールはマグネット式で着脱が可能(写真:stak)
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 既存家電を簡単にIoT化するのが、赤外線学習型のスマートリモコンだ。先述のstakをはじめ数多くの製品が登場している。様々な家電のリモコンをまとめて、外出先からのコントロールや自動制御を可能にする訳だが、使い勝手の良し悪しが重要になる。いくらIoT機能を備えたとしても、使いにくいUI(ユーザーインターフェース)では意味がない。グラモ(東京都豊島区)の「iRemocon」〔図8〕は、自由なUIデザインが作成可能だ。スマホ上で、自分だけの使いやすいリモコンが作成できる。

〔図8〕自由なUI/グラモ「iRemocon」
〔図8〕自由なUI/グラモ「iRemocon」
スマホやタブレットなどを用いて、外出先から家電をコントロールできるネットワーク接続型の学習リモコン。センサー機能搭載により、外出先でも温度、湿度、照度などの室内の環境を確認できる。Web 上に用意した「UI デザイナー」を利用することにより、自分のお気に入りの壁紙や画像を利用して、オリジナルのリモコン画面を作成することができる(写真:グラモ)
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