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 建築現場の施工精度は建物の性能や品質を左右する──。千葉県成田市の地域工務店、ヤワタホームの八幡英毅社長は大手建設会社の出身だ。現場監督として官民の大規模建築を数多く手掛けた。

 その後、家業として引き継いだ自社の現場でも、大手流の施工管理手法を積極的に導入。施工精度の高さそのものを、建築の“素人”である建て主や見込み客に実感してもらうことに力を入れている。「建て主には信頼感の醸成に、見込み客には成約の決め手に、それぞれつながる」と確信しているからだ。

 同社は、工程ごとに現場担当者・作業者向けの施工手引書を整備している。それらの項目にしたがって、施工詳細図や現況写真をきめ細かく記録。現場の着工後は、地縄張り、配筋・基礎工事、建て方、電気工事それぞれの完了後に必ず社内検査を実施する。

 これら計5回の社内検査では、建て主にも立ち会いを求める。日程上、建て主の都合が合わなければ、作業を止めてスケジュールを調整するほどの徹底ぶりだ〔写真1〕。

〔写真1〕建て主が最低5回は現場検査に立ち会い
〔写真1〕建て主が最低5回は現場検査に立ち会い
工程が切り替わる際の社内検査などに、最低5回は建て主に立ち会ってもらう。写真は基礎の施工精度を確認する建て主。満足度向上やクレーム防止につながる(写真:ヤワタホーム)
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