現在、9割以上の住宅実務者が、防蟻対策として「ベタ基礎の採用」を挙げている。ベタ基礎を採用すれば、土壌処理を省略できると品確法で規定されているからだ。しかし、現実にはベタ基礎を採用した住宅でも、シロアリ被害が続出している。玄関や勝手口の周辺がシロアリの餌食になり、基礎のわずかな隙間が狙われる。もはや、ベタ基礎で発生した蟻害を「想定外」と片付けられなくなってきた。先進的な住宅会社は、想定外を言い訳にしない新たな防蟻対策を着々と講じている。

(写真:星野伊三雄)
(写真:星野伊三雄)