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 住戸面積50m2のペアルーム4戸と、同33m2の単身ルーム1戸。岩手県紫波(しわ)町に立つ「オガールネスト」は、5住戸で構成した小規模な木造賃貸アパートだ。1階中央の部屋は入居者が自由に使えるシェアリビングとし、入居者が集まるパーティーもしばしば催される〔写真12〕。

〔写真1〕日常的に集まる場
〔写真1〕日常的に集まる場
1階の中央に設けたシェアリビング。キッチン設備や洗濯機を置き、入居者が日常的に出入りできるようにした。入居者同士の交流は、高断熱・高気密住宅を住みこなすための情報交換にも役立つ。土間コンクリートや下地材現しのシンプルな仕上げ(写真:志鎌 康平)
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〔写真2〕凹凸のある外観
〔写真2〕凹凸のある外観
南側外観。JR東北本線・紫波中央駅から徒歩10分ほど。バルコニーの両端に設けたそで壁が東西からの日射を遮り、外観に陰影を与える(写真:志鎌 康平)
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 紫波町は、2009年から官民連携で取り組んできた駅前再開発事業「オガールプロジェクト」で一躍有名になった。その仕掛け人である岡崎正信氏の経営するオガールが、オガールネストの総合企画を手掛けている。