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戸建て住宅で下請け工事を手掛ける実務者の多くが、元請け会社への不満を抱いている。不満の主因となっているのは、元請けの発注内容や現場管理について。しかし、そうした不満を全て元請けに伝えている下請けはそれほど多くない。不満を抱かせる元請けに対しては最悪の場合、「関係を断ち切る」との声も挙がった。

 下請け会社が抱く「元請け会社への不満」に関して、日経ホームビルダーは全国の住宅実務者にアンケート調査を実施。調査対象は、勤務先が戸建て住宅の建築工事で下請け工事を手掛けており、元請けに対して不満を抱いたことがある住宅実務者だ。

 調査ではまず、下請け工事を手掛ける実務者70人に「元請け会社に対して不満を抱いたことがあるか」を尋ねた。その結果、74.3%が「はい」と回答。実に下請けの約4分の3が、元請けに対して何らかの不満を持っているのだ〔図1〕。

〔図1〕戸建て住宅の建築工事で下請け工事を手掛けたことがある実務者に、元請けへの不満の有無を尋ねた(資料:日経ホームビルダー)
〔図1〕戸建て住宅の建築工事で下請け工事を手掛けたことがある実務者に、元請けへの不満の有無を尋ねた(資料:日経ホームビルダー)
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 そこで、実際に不満を抱いたことがあると回答した実務者に、具体的な不満の内容やその対策を尋ねた。