コロナ禍でリフォーム営業の見直しが迫られている。ショールームやイベントで集客する手法に限界が見えてきたからだ。YouTubeを使った非対面営業に力を入れる企業もあれば、顧客との対面機会を増やす工夫に活路を求める企業もある。正解はない。自社の特性に合った道を模索するしかない。

特集
コロナ禍のリフォーム営業
目次
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コロナ対応の商品に力点
コロナ禍で顕在化した「感染症防止」「在宅時間の充実」などのニーズを取り込むため、タッチレス水栓や換気設備などの機器を積極的に提案。テレワーク対応の間取り変更にも幅広く対応している。
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YouTubeで“脱対面”を模索
地域での認知度を高めるため、YouTube(ユーチューブ)や映画館のCM、ミニコミ誌、手紙などさまざまな手段で情報を発信。コロナ禍で対面営業が制限される中でも、着実に顧客との接点を広げている。
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対面機会の確保に心を砕く
2020年にアフターサポート部門を独立。コロナ禍で減少した顧客との対面機会を、木工教室や農業体験など住宅以外まで広げることで、以前よりさらに密接な形での“生涯顧客化”を目指す。