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プラン・設計への不満は、伝えたことで対応が「少し良くなった」と捉える建て主が多い。間取りや意匠の不満があっても、予算や敷地など諸条件の制約を理由に伝えていないようだ。

 注文住宅の契約が済んだ設計段階では、建て主はどんな不満を抱いて、どの程度、その不満を伝えているのだろうか。

 プラン・設計への不満を建築依頼先に「伝えていない」と回答した建て主の割合は、「全く伝えていない」と「一部しか伝えていない」を合わせて44.3%だった。工務店に依頼した建て主では同じく47.7%で、前章の営業担当者への不満と似た傾向が現れている〔図1〕。

〔図1〕プラン・設計に不満を抱いた建て主に、その不満を建築依頼先に伝えたかを尋ねた。右側の円グラフは地域展開の住宅会社・工務店に依頼した建て主に限った回答。工務店に依頼した建て主では「伝えていない」割合が計47.7%と、全体よりやや多い(資料:日経ホームビルダー)
〔図1〕プラン・設計に不満を抱いた建て主に、その不満を建築依頼先に伝えたかを尋ねた。右側の円グラフは地域展開の住宅会社・工務店に依頼した建て主に限った回答。工務店に依頼した建て主では「伝えていない」割合が計47.7%と、全体よりやや多い(資料:日経ホームビルダー)
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 プラン・設計への不満を「伝えた」と回答した建て主のうち、約3分の2はその後の建築依頼先の対応が改善されたと答えた。ただし、「少し良くなった」が47.6%と最も多い、劇的に改善されたというよりは、不満を伝えたことで多少は良くなったと捉えている建て主が多いようだ〔図2〕。

〔図2〕プラン・設計への不満を伝えた建て主の約半数が「少し良くなった」と回答。「良くなった」は約2割にとどまった(資料:日経ホームビルダー)
〔図2〕プラン・設計への不満を伝えた建て主の約半数が「少し良くなった」と回答。「良くなった」は約2割にとどまった(資料:日経ホームビルダー)
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