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東京都渋谷区の公園に出現した「透けるトイレ」が話題だ。鍵がかかっていないと、内部の便器まで外から丸見え。だが、使用中はガラスの壁が曇って、中が見えなくなる。早速、記者も試してみた〔写真1〕。

〔写真1〕内部がきれいかを確認できる
〔写真1〕内部がきれいかを確認できる
建築家の坂茂氏が手掛けた「はるのおがわコミュニティパーク」の公共トイレ。内部が透けて見える。入る前に中がきれいかどうか、誰もいないかを確認できるようにした(写真:日経アーキテクチュア)
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 日本財団は、誰でも快適に利用できる公共トイレを設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)」を実施している。東京都渋谷区に合計17の新しい公共トイレを設置。8月5日にまず3カ所で、同7日にはさらに2カ所で供用を開始した。

 このプロジェクトには、安藤忠雄氏や伊東豊雄氏、隈研吾氏、坂茂氏、槇文彦氏ら、16人の著名な建築家やデザイナーが参画。個性的な公共トイレを提案していく。渋谷区内で公共トイレの「デザイン競争」が見られるようになる。

 事業主は日本財団で、完成した公共トイレは渋谷区に譲渡する。設計・施工は大和ハウス工業、トイレの現状調査と設置機器の提案はTOTOが、それぞれ担当。供用開始後の維持管理は、日本財団と渋谷区、渋谷区観光協会が三者協定を結んで実施する。