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 11月18日午前6時20分ごろ、森ビルが開発を進める「虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」(東京都港区)の建設現場で火災が発生した。出火原因は11月24日時点で分かっていない〔写真1〕。

〔写真1〕早朝の火災で虎ノ門地区は騒然
〔写真1〕早朝の火災で虎ノ門地区は騒然
左が虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー。森ビル広報室によると、火元となった地下1階は駐車場とごみ置き場になる計画だ(写真:日経アーキテクチュア)
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 虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーは地下4階・地上54階建て、延べ面積約12万1000m2のタワーマンション。住宅約550戸や店舗、子育て支援施設などが入居する。現場では2021年1月の竣工を目指して竹中工務店が工事を進めていた。

 東京消防庁によると、現場には出火当時39人の作業員がいたが、死傷者はいなかった。20年11月18日の火災当日は、消防車36台が出動。午後5時50分ごろに鎮火するまで、消火活動は約12時間も続いた。

 火元となった地下1階は、火災で約2000m2が焼損した。出火当時、地下1階は建築資材置き場として使われていたとの情報がある。上下階への延焼は確認されていない。東京消防庁は「火元が地下で、面積も広かった。煙が充満していたこともあり、安全を確認しながらの活動だったため消火に時間がかかった」と説明する。