ニュース プロジェクト
目次
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星野リゾートが大阪に環境配慮型ホテル
「OMO7大阪」が開業、外装に国内初の設計技術
星野リゾートは4月22日、2018年から展開しているOMOブランドの10施設目となる都市観光ホテル「OMO7(オモセブン)大阪」(大阪市)を開業した。OMO7大阪は地上14階建てで延べ面積約3万7300m2のホテル棟と、宿泊客専用の温浴施設「湯屋」、面積約7600m2のガーデンエリア「みやぐりん」…
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東京・豊洲で「千客万来施設」が着工
4年遅れの本格始動、直前に工期を1カ月前倒し
豊洲市場に隣接する集客施設「千客万来(せんきゃくばんらい)施設」の建設がようやく着工した。事業者は、万葉倶楽部(神奈川県小田原市)。2023年9月の完成を目指す。
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東京都が旧築地市場再開発で実施方針
地域資源を生かす、収容1万人以上の集客施設など条件
東京都都市整備局は3月30日、中央区に位置する築地市場跡地の再開発事業「築地地区まちづくり事業」の実施方針を発表した。
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ブルキナファソの建築家にプリツカー賞
2022年プリツカー建築賞をブルキナファソとドイツを拠点に活動するディエベド・フランシス・ケレ氏が受賞した。同賞を主催する米ハイアット財団が米東部時間の3月15日に発表した。
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「こども本の森 神戸」が開館
神戸市が管理する公園「東遊園地」の南側に、円弧形の建物が立つ。安藤忠雄氏が設計、寄贈した「こども本の森 神戸」だ。3月25日にオープンした。大阪市でも安藤氏が設計、寄贈した「こども本の森 中之島」が2020年7月に開館している。
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「内幸町1丁目街区」の詳細を公表
2037年度以降に完成、都内最大級となる大規模再開発
東京都千代田区の内幸町1丁目街区の再開発を推進する事業者10社は3月24日、2037年度以降に完成を予定しているプロジェクト「TOKYO CROSS PARK(トーキョークロスパーク)構想」の詳細を発表した。約6.5ヘクタールの敷地を北地区・中地区・南地区の3つに分け、総延べ面積約110万m2とな…
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東京都心に9階建ての「積層型」小学校
教室の上のフロアに体育館やプール、校庭を配置
東京都港区芝浦に地上9階建ての「積層型」学校が完成した。4月に新規開校する「港区立芝浜小学校」だ。建物の2~4階に普通教室があり、他に多目的室や特別教室、屋内プール、体育館、屋上校庭などが入る。階段の他にエレベーターがあるが、子どもたちは通常階段を使う。そのため、階段や廊下は広めにしている。
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槇JV「鳥取県立美術館」の本体工事始まる
国史跡と一体化し、街のサードプレイスとしての役割を担う
鳥取市にある県立博物館から美術分野を独立させ、倉吉市に建設する「鳥取県立美術館」。その本体工事が3月中旬から始まる。敷地は倉吉市営ラグビー場跡地で、国指定史跡の大御堂廃寺跡に隣接する。県がBTO(建設・移管・運営)方式のPFI(民間資金を活用した社会資本整備)で整備を進めている。事業期間は2040…
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ジブリパーク、建設や周辺整備で多額投資
愛知県は全面開園時に年間480億円の経済波及効果見込む
2005年の愛知万博(愛・地球博)開催跡地で愛知県が整備を進めている「ジブリパーク」の開園が22年11月1日に迫っている。大村秀章県知事は2月9日、臨時記者会見を開催して整備の進捗状況や、周辺整備を含めた総事業費が約497億円に上ることを発表した。
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三井不動産とミクシィが大規模アリーナ
「ららぽーと」との相乗効果狙う、千葉県に24年春開業予定
三井不動産とミクシィは2月2日、千葉県船橋市に収容数約1万人規模の大型多目的アリーナを同月中に着工すると発表した。その名も「LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ、仮称)」だ。2024年春の開業を予定している。
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旧香川県立体育館の活用策調査に10提案
18億円以上の改修費が課題、県「非常に厳しい調査結果」
解体か、利活用か──。丹下健三(1913~2005年)が設計した旧香川県立体育館(高松市、1964年竣工)の行方に注目が集まっている。2014年の閉館後も議論を続けてきた県は21年7月、民間事業者から提案を募って利活用方法や改修方法を検討するサウンディング型市場調査を実施。22年1月17日に調査結…
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任天堂の旧本社社屋をホテルに活用
安藤忠雄氏が設計監修、22年4月に「丸福樓」として開業
ホテルやレストランなどを運営するプラン・ドゥ・シー(東京都千代田区)は1月20日、任天堂の旧本社社屋を活用したホテル「丸福樓(まるふくろう)」を2022年4月に開業すると発表した。安藤忠雄氏が設計監修を手掛ける。
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新秩父宮ラグビー場の整備事業者を公募
屋根を付けて全天候型に、28年の供用開始を目指す
日本スポーツ振興センター(以下、JSC)は1月7日、東京・神宮外苑で実施する「新秩父宮ラグビー場(仮称)整備・運営等事業」の民間事業者について公募を開始したと発表した。事業者が施設の設計・建設後に所有権をJSCに移転するBT(Build Transfer)方式と、公共施設等運営権(コンセッション)…
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東京ドームが過去最大規模の改修計画
巨大ビジョン新設やDX化で新たな観戦価値の提供目指す
読売新聞グループと読売巨人軍、東京ドーム、三井不動産は2021年12月13日、東京ドームで過去最大規模のリニューアル工事を実施すると発表した。国内の野球場では最高レベルの画質を誇る巨大メインビジョンを設置する他、小規模グループ向けの観客席を新設して、観戦スタイルの多様化に対応する。
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スノーピークが2万m2超の住宅街開発
建築ガイドラインで景観を統一、2022年の完成を目指す
アウトドア用品ブランドを運営するスノーピーク(新潟県三条市)は12月1日、新潟市にアウトドアを軸にした大規模住宅街「野きろの杜(もり)」を開発すると発表した。敷地面積は約2万1800m2で、2022年10月ごろ完成予定。コロナ禍で住み替えが増えたことなどを受けて、衣・食・住・働・遊の5つの観点を追…
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香川県庁舎、戦後庁舎で初の重要文化財へ
丹下建築では3件目、家具も建物と併せて指定を答申
11月19日、文化審議会(会長:佐藤信・東京大学名誉教授)は「香川県庁舎旧本館および東館」など10件の建造物を重要文化財に指定するよう、末松信介文部科学大臣に答申した。指定されれば、香川県庁舎旧本館・東館は戦後に竣工した庁舎建築として初の重要文化財になる。
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“都市型道の駅”に接する「メブクス豊洲」
清水建設が約600億円投じて一体開発、街開きは22年4月
清水建設が東京・豊洲で開発を進めている「ミチノテラス豊洲」の区域内で11月1日、オフィス棟「メブクス豊洲(MEBKS TOYOSU)」の入居が始まった。2021年末までには、テナントフロアの約半分で入居が完了する見通しである。
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大阪万博の大催事場を伊東豊雄氏が設計へ
「太陽の塔を連想させる」デザイン
2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催に向けて、中心施設の設計者が決まった。2025年日本国際博覧会協会は大催事場基本設計業務の公募型プロポーザルを行い、伊東豊雄建築設計事務所(東京都渋谷区)を最優秀提案事業者に選定したと10月27日に発表した。
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帝国ホテルの新本館デザインに田根剛氏
2036年度完成を目指し、若手建築家を抜てき
帝国ホテルは10月27日、2036年度の完成を目指す「帝国ホテル 東京 新本館」のデザインアーキテクトに田根剛氏を選んだと発表した。同社の定保英弥社長は発表会で、「将来有望な、若くて、世界でも経験があり、歴史を継承しながら未来に挑戦していく思いを共有、体現できる建築家にお願いした」と語った。
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旧東芝ビルを235mのツインタワーに建て替え
野村不動産と野村不動産ビルディング、JR東日本の3社は、共同で推進している国家戦略特別区域計画の特定事業「芝浦1丁目プロジェクト」の事業者として、9月28日に起工式を行い、10月1日に着工した。