ニュース プロジェクト
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日本初進出「W Osaka」が大阪で開業
「パンチある建物」、安藤忠雄氏がデザイン監修
大阪の御堂筋沿いで日本初進出ホテルブランドの「W Osaka(ダブリューオオサカ)」が3月16日に開業した。積水ハウスが開発し、マリオット・インターナショナルが運営。外観などのデザイン監修を安藤忠雄氏、建築設計・監理を日建設計が担当した。「W」は「大人の遊び場」をコンセプトとして、これまで世界55…
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長崎にジャパネットが「スタジアム街」建設
世界初のコンコース開放型に挑む
通販大手ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)のグループ会社でスポーツ・地域創生事業を担うリージョナルクリエーション長崎(長崎市)は、「長崎スタジアムシティプロジェクト」の計画内容の一部を1月26日に発表した。スポーツ機能を核とし、民間主導による地域創生事業のモデルをつくる。
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「宇宙港」を象徴、藤本壮介JVに軍配
大分空港海上アクセス施設の設計プロポーザル
大分県は、大分空港海上アクセス旅客ターミナルの公募型設計プロポーザルで、最優秀者に藤本壮介建築設計事務所(東京都江東区)と松井設計(大分市)の設計業務委託共同企業体(JV)を選定した。県が2月24日に公表した。次点者は坂茂建築設計(東京都世田谷区)と東九州設計工務(大分市)のJVだった。
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隈研吾氏デザインの国内最大級アリーナ
愛知県が前田建設工業・NTTドコモなどを落札者に選定
愛知県は2月17日、愛知県新体育館整備・運営等事業の落札者を発表した。選ばれたのは、設計・建設期間の代表企業を前田建設工業、維持管理・運営期間の代表企業をNTTドコモとする「Aichi Smart Arena(アイチスマートアリーナ)グループ」。協力者に隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)が名を…
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中野サンプラザ建て替えに野村不など
高層タワーやホールを整備、ウォーカブルな街づくり目指す
東京都中野区は、「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備」を推進する再開発事業で、野村不動産を代表事業者とするグループを施行予定者候補に選定したことを1月29日に公表した。対象地は、JR中野駅北口駅前にある約2万3000m2の区域。現在は、複合施設の中野サンプラザ(全国勤労青少年会館、1973年開業)…
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万博需要にらみ大阪三菱ビル建て替え
観光船着き場の整備なども実施して2024年完成目指す
三菱地所と三菱商事都市開発、積水ハウス、三菱UFJリースは1月25日、大阪市北区で進める大阪三菱ビル建て替え計画の概要を発表した。2025年開催の大阪・関西万博の需要を見据え、主にオフィスとホテルから成る超高層ビルを建設する。
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「空と海」アピール、大阪万博の基本計画
会場内には「空飛ぶクルマ」も登場、23年着工へ
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の基本計画を、運営主体である「2025年日本国際博覧会協会」が2020年12月25日に発表した。基本計画は、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現するための参加形態や事業構成、さらには会場計画、運営計画、資金計画などをまとめたマスター…
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宿場町模した「ミナカ小田原」が開業
新幹線駅に直結、低層木造部はシェルター設計
万葉倶楽部(神奈川県小田原市)は2020年12月4日、小田原駅に直結する複合施設「ミナカ小田原」を開業した。万葉倶楽部グループが運営するホテルや、子育て支援施設など、合計57の店舗や施設が入居した。総事業費は約140億円だ。
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新幹線高架下に大空間の木造オフィス
繊維補強の集成材を使って大スパンに
JR東海の子会社で不動産開発を手掛ける名古屋ステーション開発(名古屋市)は、JR名古屋駅近くの新幹線高架下に、地上2階建て、延べ面積約860m2の木造テナントビル「笹島高架下オフィス」を建設する。2022年3月竣工予定で、設計者はMARU。architecture(マルアーキテクチャ)(東京都台東…
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晴海客船ターミナルが五輪後に解体へ
東京港の象徴として知られる、故竹山実氏の代表作
東京都は、中央区晴海に立つ「晴海客船ターミナル」の解体に向けて、実施設計業務の入札を11月9日に公告した。2021年に開催が予定されている東京五輪の閉幕以降、できるだけ早く解体に着手する考えだ。東京港の客船ターミナル機能は、段階的に新施設「東京国際クルーズターミナル」へ移行していく。
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スイスで山本理顕氏設計の空港直結施設
巨大複合施設「ザ・サークル」、店舗と公園が利用可能に
スイス・チューリヒで、チューリヒ国際空港付属の複合施設「THE CIRCLE(ザ・サークル)」が11月5日に一部オープンした。山本理顕設計工場(横浜市)が設計を手掛けた。
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前橋の老舗旅館、藤本壮介氏が改修設計
利根川の旧河川の「土手」を想起させる、緑の新築棟も設計
藤本壮介氏が設計を手掛けた「白井屋ホテル/SHIROIYA HOTEL」が前橋市で12月12日に開業する。前身の旅館「白井屋」を改修した「ヘリテージタワー」と、利根川の旧河川の土手をイメージして新築した「グリーンタワー」の2棟から成る。運営は白井屋ホテル(前橋市)、客室数は合計で25室だ。
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九大箱崎キャンパス跡にスマートシティー
福岡市・九州大学・URが民間の提案を公募
福岡市東区にある九州大学箱崎キャンパス跡地の街づくりが動き始めた。福岡市、九州大学、都市再生機構(UR)の3者は、11月30日まで民間サウンディングを実施。土地利用計画の提案を公募する。
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隈研吾氏の内装で巨大「庭園」持つホテル
様々なニーズに開かれたロビーを高層階に設置
森トラスト・ホテルズ&リゾーツの子会社であるMT&Mホテルマネジメントと、マリオット・インターナショナルは10月20日、東京・虎ノ門に「東京エディション虎ノ門」を開業した〔写真1〕。森トラストが開発している東京ワールドゲート内で、同3月に完成した「神谷町トラストタワー」の主に31階から36階に入る…
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日比谷に全長300mの高架下商業街
「土木遺産」含む明治・昭和の鉄道インフラを活用
JR東日本グループのジェイアール東日本都市開発は9月10日、有楽町駅と新橋駅の間の高架下に商業施設「日比谷OKUROJI(オクロジ)」を開業した。全長約300mに及ぶ通路を整備。日比谷側に接続する5カ所の出入り口を設け、回遊性がある商業街として再生した。
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高さ70m、日本初の木質超高層を建設へ
三井不動産と竹中工務店が検討着手、2025年竣工目指す
三井不動産と竹中工務店は9月29日、実現すれば日本初となる木質超高層ビルの建設検討に着手したと発表した。発表資料によると、検討中のビルの規模は地上17階建て、高さ約70m、延べ面積2万6000m2。用途は賃貸オフィスだ。
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ガラスの凹凸に街を映し込む新商業施設
平田晃久氏が外装デザイン、神宮前交差点に22年度竣工
明治通りと表参道が交差する神宮前交差点の角地に、様々な角度で光を反射するガラスファサードと屋上緑化が特徴的な商業施設が、2022年度に竣工する予定だ。
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駅直近改造で29年度に新宿一の超高層
新宿グランドターミナルの象徴、小田急・東京メトロが公表
小田急電鉄と東京メトロは9月9日、2社が事業主体となり新宿駅西口地区で進めている開発計画の概要を明らかにした。乗降客数「世界一」を誇る新宿駅で、駅舎と駅前広場、駅ビルの改造が本格化する。
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渋谷のビルに「木鋼組子」を初適用
前田建設工業とホルツストラが共同開発し特許出願中
前田建設工業は、ホルツストラ(東京都杉並区)と共同開発した木と鉄骨のハイブリッド耐震システム「木鋼組子」を、東京都渋谷区で進行中の再開発プロジェクト「道玄坂一丁目計画(仮称)」で初適用すると8月25日に発表した。木鋼組子は両社が共同特許出願中の技術だ。
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京都で世界初のWELL認証ホテル
大林組が設計・施工、吹き抜け中庭の壁面緑化などが評価
京都市で2019年12月に開業したホテル「GOOD NATURE HOTEL KYOTO(グッドネイチャーホテルキョウト)」(以下、GNHK)が、米国発祥の健康建築性能評価制度「WELL Building Standard(ウェル ビルディング スタンダード)(以下、WELL認証)」のゴールドラン…