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 動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」に独自の作品を発表する動画クリエーター「ユーチューバー」。小学生が就きたい職業として、高い人気を誇る。

 米グーグルの日本法人であるグーグル合同会社はこのほど、ユーチューバーの創作活動を支援するスタジオ「YouTube Space Tokyo(ユーチューブ スペース トウキョウ)」を、現在の六本木ヒルズから、JR渋谷駅付近に建設中の新施設に移転すると発表した。新施設は2020年の東京五輪までに竣工する予定だ〔図1〕。

〔図1〕大規模な再開発が進む渋谷駅の近くに誕生する
〔図1〕大規模な再開発が進む渋谷駅の近くに誕生する
グーグル合同会社が発表した「YouTube Space Tokyo」が移転する新施設の外観イメージ(資料:YouTube)
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 グーグル合同会社が発表したのは、ファサードに大きくうがったボイドが目を引く施設の外観イメージと、ユーチューブ・スペースの概要のみ。同社広報部は、「新施設は、ビル1棟すべてが撮影のためにデザインされている」とするものの、施設の詳細については、「公表した情報以外は何も話せない」という。そこで日経アーキテクチュアでは、外観イメージを基に計画地などを特定した。

世界に10カ所ある施設

 計画地は渋谷駅から18年9月に開業した大規模複合施設「渋谷ストリーム」を越え、渋谷川沿いを250mほど進んだ位置にある。現場では7月5日時点で、鉄骨の建て方がかなり進んでいた。

 新施設の発注者は東京急行電鉄で、設計・施工は清水建設が手掛ける。構造は鉄骨造で、延べ面積は1943.92m2。6階建てで、高さは42.53mだ。

 ファサードデザインのコンセプトなどについて清水建設は、「独特なデザインについて複数問い合わせがあったが、守秘義務があるので何も話せない」と口をつぐむ。

 ユーチューブ・スペースは動画制作の支援施設として、撮影スタジオやレコーディングスタジオ、編集ルームなど、最先端の映像作成用機材を無料で提供している。東京以外に、米ニューヨークや英ロンドンなど世界に10カ所ある。東京には13年2月、六本木ヒルズ内にオープンした。

 グーグル合同会社は、「新施設は、これまでのユーチューブ・スペースのなかで最も大きな投資の1つになる」と説明している。

渋谷3-26計画

  • 建設地:東京都渋谷区渋谷3-26-1ほか
  • 用途:スタジオ・集会場
  • 敷地面積:743.9m2
  • 延べ面積:1943.92m2
  • 構造:鉄骨造
  • 階数:6階建て
  • 高さ:42.53m
  • 発注者:東京急行電鉄
  • 設計者:清水建設
  • 施工者:清水建設
  • 完成予定日:2020年3月