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 東京海上ホールディングスと東京海上日動火災保険は8月1日、東京・丸の内で建設する新・本店ビルの基本設計をまとめたと発表した。建物は20階建てで、柱や床に国産木材を使う。今回は、木とガラスを組み合わせた外観イメージも新たに公開した〔写真1〕。2024年12月の着工に向けて、実施設計を進める。

〔写真1〕立ち並ぶ大木を表現
〔写真1〕立ち並ぶ大木を表現
2024年着工、28年度完成を目指す「新・本店ビル」のイメージ(資料:東京海上日動火災保険)
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1階エントランスで、図右側の樹木を植えたエリアが中庭だ(資料:東京海上日動火災保険)
1階エントランスで、図右側の樹木を植えたエリアが中庭だ(資料:東京海上日動火災保険)
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 基本設計は、イタリアの建築家、レンゾ・ピアノ氏が主宰するRenzo Piano Building Workshop(レンゾ・ピアノ・ビルディング・ワークショップ)(RPBW)と三菱地所設計がまとめた。21年9月に発表した建物の階数を見直し、地下3階・地上20階建て、延べ面積は約13万m2とした。高さは約100mだ。

 構造は鉄骨造と木造、鉄骨鉄筋コンクリート造。丸の内で初めて、地上部分を全館免震とする。床の構造材にCLT(直交集成板)を使い、柱の多くに木材を取り入れる。木材の使用比率は現時点で明かしていない。

 ファサードは垂直に立ち並ぶ柱をガラスで覆うデザインに仕上げ、「木の本店ビル」のイメージを打ち出す。地上1階には中庭を設け、樹木を植える。屋上階には庭園を配置し、都心でありながら静寂や憩いを得られるようにする。