ニュース プロジェクト
目次
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駅直結「JR横浜タワー」が5月開業
横浜駅周辺の回遊性高める
これから数年で、横浜の景色は大きく変わる。4~6月、JR東日本が開発を進めてきた複合施設が立て続けにオープンする。「JR横浜タワー」「JR横浜鶴屋町ビル」「JR桜木町ビル」の計3棟だ。
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虎ノ門ヒルズの新オフィス棟が完成
地下鉄新駅に直結、交通機能の充実で「東京の玄関口」に
1月15日、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」(東京都港区)が竣工した。4月に開業予定。総貸室面積約9万6000m2に及ぶ大規模オフィスは満室で、入居後は約1万人のオフィスワーカーが利用する見込みだ。地下鉄新駅に直結し、1階にはバスターミナルを持つなど、東京都心部、臨海部、空港を結ぶ交通結節点として…
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文化財の百貨店をホテルに転用
大阪・難波に長期滞在型の「シタディーン」が開業
昭和初期の百貨店建築として貴重であると評価され、国の登録有形文化財(建造物)に登録されている高島屋東別館(大阪市浪速区)の改修工事が完了した。1月20日、ホテル「シタディーンなんば大阪」が新たに開業。同じ建物内で既存の「高島屋史料館」も、同日に改装オープンした。
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東京・渋谷の新宮下公園、6月開業へ
長さ330mの低層複合施設に店舗とホテルが併設
東京・渋谷のストリートカルチャーを象徴する場所だった旧・渋谷区立宮下公園が生まれ変わる──。
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銀座線渋谷駅、M形フレームで「未来感」
内藤廣氏がデザインした新駅舎が供用開始
東京メトロは1月3日、銀座線渋谷駅新駅舎の供用を開始した。デザインのコンセプトは、新しい渋谷の街を体現する「フューチャーシティ」。総工費は約290億円だ。
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移築前提のCLTパビリオンが開業
隈研吾氏が監修、組み立てやすい接合部で工期2.5カ月
三菱地所が東京・晴海で「CLT PARK HARUMI(パーク ハルミ)」を開業した。カフェやラーニングセンターを併設し、2020年秋までCLT(直交集成板)の魅力発信拠点として利用。以降はCLTパネルの生産地である岡山県真庭市に移築し、国立公園のビジターセンターなどに活用する。
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旧大阪中央郵便局の跡地に超高層ビル
JR大阪駅前の一等地、工事の落札額は約968億円
長らく塩漬け状態だった旧大阪中央郵便局跡地の開発がようやく再始動する。日本郵便とJR西日本、大阪ターミナルビル、JTBの4社は2019年12月11日、郵便局の跡地を含む大阪駅西地区に延べ面積22万7000m2、高さ188mの超高層複合ビルを建てる「梅田3丁目計画(仮称)」の概要を明らかにした。
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高輪ゲートウェイ駅の概要が明らかに
障子をイメージして木材や膜を使用、20年春に開業予定
JR東日本は12月3日、2020年春に暫定開業予定の新駅「高輪ゲートウェイ駅」の概要を発表した。太陽光発電パネルを設置するなど、環境保全技術を導入。構内には無人AI(人工知能)決済店舗が初出店する。総事業費は約192億円だ。本開業は24年ごろを予定している。
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都内最古の木造駅舎、JR原宿駅が解体へ
解体後は現駅舎を復元した建物と商業ビルを建設
若者文化の発信地を長年にわたり見守ってきた駅舎がその役目を終えようとしている。JR東日本は11月19日、JR山手線・原宿駅の現駅舎を2020年の東京五輪終了後に解体し、商業ビルと駅舎を復元した建物を新たに建設すると発表した。鉄道駅としての機能は建設中の新駅舎に移る。新駅舎は20年3月21日から供用…
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国産材を束ねた柱で木造7階ビル建設
国内初、主要構造をムクの一般流通材のみでつくる
シェルター(山形市)は、一般流通するムクの国産木材を主要構造に用いた高層ビルの建設に着手した。自社開発の耐火被覆部材「COOL WOOD(クールウッド)」を採用する。東北地方の地域産材を積極的に採用し、2020年5月に着工する予定だ。
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客船ターミナル、商業施設、ホテルが合体
「横浜ハンマーヘッド」がみなとみらいの埠頭に開業
客船ターミナルと商業施設、ホテルが融合した「横浜ハンマーヘッド」が10月31日、横浜市みなとみらい21地区の新港ふ頭で開業した。同日には、桜木町駅や横浜港大さん橋国際客船ターミナルとの間を結ぶ市営バスの運行も始まった。
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「獺祭」の旭酒造と隈氏が橋でタッグ
2018年の西日本豪雨で損傷した山口県内の橋を架け替え
2018年7月の西日本豪雨で損傷した山口県岩国市内の「久杉(くすぎ)橋」の架け替え事業で、隈研吾氏がデザインを手掛けることになった。
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Park-PFIで須磨海浜水族園を民営化
イルカと触れ合えるホテルも併設、サンケイビルなど選定
神戸市は9月12日、「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」の優先交渉権者に、サンケイビルを代表とするグループを選定したと発表した。サンケイビルなどは、老朽化が進む水族館の建て替えなどに約370億円を投じる。全面開業は2024年3月末の予定だ。
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巨大バスターミナル付き商業施設が開業
熊本のど真ん中で再開発、地震からの復興を後押し
9月14日、熊本市の新たなランドマークとなる「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチクマモト)」が市中心部で開業した〔写真1〕。熊本交通センター跡地を活用した大規模再開発事業の中核となる複合商業施設で、日本最大級のバスターミナルを擁する。再開発エリアには3000人を収容可能な「熊本…
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炭素繊維の「あやとり」で耐震補強
築100年以上の富岡倉庫を再生、隈研吾氏が設計
群馬県富岡市で9月5日、市の景観重要建造物に指定された「富岡倉庫」を耐震改修して再生した店舗が開業した。3棟のうち県道沿いに立つ「3号倉庫」の小屋組み部分に、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)をあやとり状に張り巡らせて耐震化した。改修設計は、隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)が担当した。
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駅と郵便局の二刀流、JR東と日本郵便
郵便局内に駅窓口を設ける日本初の試み、千葉の無人駅で
これは駅か、郵便局か──。JR東日本と日本郵便は8月23日、千葉県鴨川市内にあるJR内房線江見駅の既存駅舎を取り壊し、駅窓口業務を担う郵便局を建設すると発表した。郵便局内に駅窓口を設置するのは日本初だ。郵便局と駅を一体化して、利用者の利便性を高める。完成は2020年8月の予定だ。
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日本初の高層「純木造」耐火ビル
構造部材は全て木材、大林組が自社の研修施設で計画
大林組は、全ての構造部材に木材を使用する日本初の高層純木造耐火ビルの建設に着手する。横浜市中区で2020年3月に着工し、22年3月に竣工予定だ。自社の研修施設として使用する。
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歌舞伎町に高さ225mのエンタメ施設
東急がつくる歓楽街の新顔、2019年8月に本格着工
東京急行電鉄と東急レクリエーションが東京都新宿区の歌舞伎町1丁目で進めている、高さ約225mの大型複合施設の新築工事が、8月に本格着工した。
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谷口吉生氏設計の「金沢建築館」が開館
父・谷口吉郎の生家跡を金沢市に寄贈して建設
「美術館の名手」として知られる谷口吉生氏が設計した「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」が7月26日、金沢市寺町5丁目に開館した。
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ソフトバンクが竹芝をスマートシティーに
東急不動産と共同で先端技術を生かして街づくり
東急不動産とソフトバンクは、竹芝地区(東京都港区)の街づくりに共同で取り組むと発表した。最先端技術を街全体で活用するスマートシティーの共創を目指して、データ活用やスマートビルの建設などを進める。7月19日にソフトバンクが開催した「SoftBank World 2019」で、同社の今井康之副社長兼C…