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 TTK(仙台市)やNTTコムウェア(東京都港区)、サン電子(名古屋市)、スプラッシュトップ(東京都千代田区)、NTTドコモは、ドローンを使ってビルの外壁点検作業を遠隔地から支援する新システムを開発中だ。次世代通信規格の「5G」やAR(拡張現実)と いった最新ITをふんだんに盛り込んだ。現場を完全無人にした点検も視野に入れる。点検作業の人手不足解消やリスク軽減に、ドローンがますます活躍しそうだ。

 このシステムでは、現場の作業者がARスマートグラスを装着し、ドローンを操縦する〔写真1〕。ドローンの高さや方角などの情報のほか、ドローンに取り付けたカメラの映像をARスマートグラスに表示させて、作業者の操縦作業を支援する〔図1〕。

〔写真1〕ドローンと5G通信を使った外壁点検作業の様子
〔写真1〕ドローンと5G通信を使った外壁点検作業の様子
NTTドコモの東北ビルで実証実験を実施。ARスマートグラスを装着した作業員がドローンを操縦し、外壁を点検する(写真:TTK)
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〔図1〕ARスマートグラスを装着した作業員の視界のイメージ
〔図1〕ARスマートグラスを装着した作業員の視界のイメージ
ドローンに取り付けたカメラの撮影した映像が中央上に見える(写真:TTK)
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 作業者の視点とドローンの視点からの映像は、5Gの通信を経由して管制センターにいる点検者へ送られる。点検者は映像を基にドローンの飛行位置などを指示し、外壁を即座に点検する。ドローンの提供とビルの点検をTTK、5G通信システムの提供をNTTドコモ、ARスマートグラスの提供をサン電子がそれぞれ担う。