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落下時の被害を軽減

 開発した天井材の厚さは約0.5cm。重量は約1450g/m2で、一般的なアルミ天井パネルの半分以下だ。取り付け用の金物を含めた重量が2000g/m2以下になるよう設計しており、特定天井の条件に該当しない。金属パネルや石こうボードと比べて軽いため、地震などで天井材が落下した際も被害を軽減できる。

 リサイクルしやすい点も特徴だ。表面の金属箔複合シートを剥がすだけで、ライメックス製の中空シートと分離できる。分離した中空シートは、回収して再生することが可能だ。

 コストについて大林組は、「使用面積や条件によるが、金属製パネルの天井材に比べて15~20%程度の低減を見込める」とする。販売も検討しているが、発売時期は未定。まずは同社が23年3月の竣工を目指して熊本市内で建設中の賃貸オフィスビル「日本生命熊本ビル」のエントランスに採用する予定だ〔図1〕。

〔図1〕エントランスに採用
〔図1〕エントランスに採用
「日本生命熊本ビル」のパース。塗装を施した不燃化LIMEX製天井材をエントランスに採用する(資料:大林組)
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