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デザインコードで意匠を保つ

 新駅舎に入るテナントは、地域に根差した事業を展開する地元企業が一括して運営を手掛ける。尾道の玄関口にふさわしいブランドを新設して出店した〔写真7、8〕。

〔写真7〕地域にちなんだテナント構成
〔写真7〕地域にちなんだテナント構成
1階には深い軒が続く。右手はレンタサイクルと物販・飲食店舗。駅舎内のテナントは、地域密着の事業を展開する尾道のTLB社が一括して運営(写真:生田 将人)
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〔写真8〕目の前を電車が走る客室
〔写真8〕目の前を電車が走る客室
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2階の線路側には、簡易宿泊施設「m3 HOSTEL(エムスリーホステル)」が入る。ラウンジや一部の個室からは、間近に電車を望むことができる。客室は、スギ材による立体システムにベッドなどを設置。個室やコンパートメントなど計29室、最大定員66人。1泊8000円(税別)から(写真:生田 将人)
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2階の線路側には、簡易宿泊施設「m3 HOSTEL(エムスリーホステル)」が入る。ラウンジや一部の個室からは、間近に電車を望むことができる。客室は、スギ材による立体システムにベッドなどを設置。個室やコンパートメントなど計29室、最大定員66人。1泊8000円(税別)から(写真:生田 将人)

 テナントを含め、駅舎の設計と運用には「デザインコード」を設けた。「駅舎の建設や運用には社内外の多くの人たちが携わる。設計段階でデザインコードを作成し、関係者が共有した」。JR西日本とともに設計を担当したジェイアール西日本コンサルタンツ建築設計本部建築設計部建築設計グループの岡﨑拓巳課長はそう話す。デザインコードは8項目。広告物の規制や、設置物の色彩、テナントの看板などに一定のルールを定め、建設時から将来まで、駅舎デザインが保たれるよう備えた。