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Pickup Detail
上下階で異なるPC庇の工法

 庇は一部を除いて、L字形のPC(プレストレストコンクリート)製だ。跳ね出しが大きく、根元に強い力がかかる6階以下では、ポストテンション工法を、跳ね出しが短い7階以上では、プレテンション工法を採用した。

 白い色が汚れないよう、雨水の流れ方に配慮した。シール材も白っぽいので、汚れが目立ちやすい。そこで、水が流れないような誘導をしたり、鼻先金物の中に水みちをつくったりした。メンテナンスルートにしている庇上はオフィス内部から見えるため、やや明るいグレーのウレタン塗膜防水で対応した〔写真5〕。

〔写真5〕歩行者デッキで森タワーへ
〔写真5〕歩行者デッキで森タワーへ
2階西側のデッキテラス。歩行者デッキで「虎ノ門ヒルズ 森タワー」(正面)へとつながっている(写真:吉田 誠)
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低層部断面詳細図
低層部断面詳細図
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オフィスフロア

オフィス最上階の36階には、南側に屋上庭園を設けた。36階の床面積は3070m<sup>2</sup>。屋上庭園は約1000m<sup>2</sup>(写真:エスエス東京支店)
オフィス最上階の36階には、南側に屋上庭園を設けた。36階の床面積は3070m2。屋上庭園は約1000m2(写真:エスエス東京支店)
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貸室面積約3000m<sup>2</sup>のオフィス基準階。南、北、東の方位に奥行き約20mの無柱空間を確保している(写真:エスエス東京支店)
貸室面積約3000m2のオフィス基準階。南、北、東の方位に奥行き約20mの無柱空間を確保している(写真:エスエス東京支店)
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共用部には、社員同士のコミュニケーションの場となるリフレッシュコーナーを設置した(写真:エスエス東京支店)
共用部には、社員同士のコミュニケーションの場となるリフレッシュコーナーを設置した(写真:エスエス東京支店)
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インキュベーションセンター

会員制インキュベーションセンター「ARCH」のカフェ。ARCHの内装は、ワンダーウォール代表の片山正通氏が手掛けた。大学のキャンパスをイメージしている(写真:吉田 誠)
会員制インキュベーションセンター「ARCH」のカフェ。ARCHの内装は、ワンダーウォール代表の片山正通氏が手掛けた。大学のキャンパスをイメージしている(写真:吉田 誠)
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「ARCH」内のオープンスペース。パントリーを備え、飲食も可能なので、イベントやセミナーの後の交流やランチミーティングなどに活用できる(写真:吉田 誠)
「ARCH」内のオープンスペース。パントリーを備え、飲食も可能なので、イベントやセミナーの後の交流やランチミーティングなどに活用できる(写真:吉田 誠)
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商業施設

3階飲食エリア「虎ノ門横町」。多店舗展開をしていなかった東京の人気店26店舗が集結した。インテリアデザインはSUPPOSE DESIGN OFFICE(写真:吉田 誠)
3階飲食エリア「虎ノ門横町」。多店舗展開をしていなかった東京の人気店26店舗が集結した。インテリアデザインはSUPPOSE DESIGN OFFICE(写真:吉田 誠)
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1~4階まで吹き抜けの共用部。地下1階から地上3階までには、計58店舗が入っている。2階はエリア初の物販フロア(写真:吉田 誠)
1~4階まで吹き抜けの共用部。地下1階から地上3階までには、計58店舗が入っている。2階はエリア初の物販フロア(写真:吉田 誠)
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