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 6月27日までに全面施行する改正建築基準法。防火・避難規定が大幅に見直され、新たな選択肢が増える。改正法令をどう使いこなせばよいのか。各分野に詳しい実務者の見方も交えつつポイントを解説する。

 木材利用の促進、既存ストックの活用、市街地の安全性確保──。6月27日までに全面施行する改正建築基準法の3本柱だ。改正の目玉は、防火・避難規定の見直し。新たな仕様や設計法などが導入される。

 例えば木造関連では、耐火構造と同等以上の性能を持つ「75分準耐火」や「防火床」。ストック活用では、用途変更を容易にする「準竪穴区画」や旧38条建物の救済策「特定空間」が追加される。避難安全検証法には、「区画避難安全検証法」ができる。

 詳細は、全面施行までに政省令や告示で示される。今後、全面的な性能規定化へ向けて、設計の自由度は高まる。新たな選択肢をどう生かすか、設計者の手腕が問われることになる。キーワードと共に、改正建基法のポイントを見ていこう。