読者から/編集部から
目次
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変わる「資格」事情
脇目も振らず仕事にまい進し、気付くと現場働きから中堅管理者へ立場が変わっていた……。そんな真面目だけど不器用に働く人に読んでもらいたいのが今号の資格特集です。
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脱炭素へ建築もミニマルに
脱炭素社会に向けて様々な業界で取り組みが始まっているが、建設業界はどうだろうか。
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地盤調査で事故防止を
「建物は人の命を守る箱である」と思い、設計をしている。しかし、そうではない建物が少なくない。
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改めて考えたい建築の役割
本稿の執筆時点で、ウクライナとロシアの間に停戦の見通しは立っていません。この戦争が建築ビジネスに与える影響も、いよいよ無視できなくなってきました。そこで今号の特集では、ウクライナ危機が建築界にもたらす影響を、様々な断面から探ろうと試みました。先行きがあまりに不透明なため、予測にとどまる記述も少なく…
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二の足を踏むBIM導入
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)に関する記事を読むたびに、今使っている2次元CADからステップアップすべきかそうでないか、悩んでしまう。
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「供給網」に着目した背景
今号の特集「建設資材の高騰」は、私自身、いつか本腰を入れて取り組みたいと考えていたテーマです。
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免震に関する懸念あり
大地震の発生が心配される中、免震構造を採用したタワーマンションなどの超高層建築物が各地で建てられている。免震装置自体については、各メーカーが研究や検証を繰り返しているはずで、安全性は確保されているのだと思う。しかし、免震装置を取り付ける躯体部分の耐震性はどうか。大地震の時でも不安がないといえるのか…
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コロナ禍で子どもの環境も変化
今号は子どもが健やかに暮らし、成長できるキッズデザイン住宅を特集しました。コロナ禍の影響によって、社会が大きく変化しています。子どもを取り巻く環境も例外ではありません。
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24時間換気を再考する時
設計者として、地球温暖化に対して何かできることがあるのではないかと模索している。
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オンライン説明の効率悪く悩む
コロナ禍で顧客との打ち合わせをウェブ会議で行うことが多くなった。実際に会って話すのと比べてスムーズにいかず、頭を痛めている。
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とにかく買って使ってみる
今号では、3Dプリンターについて特集しました。課題は残っているものの、想像の膨らむ技術です。
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省エネ適判への理解不足
私は主に商業施設の設計をしている。業務を進める中で今、苦労しているのが省エネ適判だ。
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人生を引き受ける家
最近、父を連れて近くに引っ越した。より良い環境を求めてである。
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新しい手すりの形に期待
子どもの転落事故を手すりの形でいかに防げるかを取材する中で、ロナルド・メイス博士の「ユニバーサルデザインの7原則」を思い起こしました。「公平な利用」の他に、「失敗に対する寛大さ」などがあります。
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残業減の構造設計への影響
私は設計事務所で構造設計をしている。この分野でも働き方改革が進んだ。それにより残業時間は制限され、構造の検討にかける時間が少なくなっている。他社では、コストを削減する経済設計を追求せず、コストが高いままの設計で良しとしていると聞いた。
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若手デザイナーの活躍に期待
2021年12月23日号の特集「建築デザインを変革する50人」では、若手を中心に、日本の設計界が紹介されている。それぞれの得意分野で能力を発揮するデザイナーに、頼もしさを感じた。
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住宅での“我慢”解消に期待
暖房をかけてもなかなか部屋が暖まらないため、家では布団にくるまって過ごしています。高性能な省エネ住宅が標準化されることで、こうした住宅での我慢がなくなることを期待しています。
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対面の機会が減ることの不安
コロナ禍でテレワークが増え、通勤にかかる時間が無くなったり、データサーバーの共有が進んだり、業務の効率化が進展した。一方、顧客と直接会って話す機会が減っていることに不安を感じている。
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脱炭素に地産地消の考えを
社会資本整備審議会の建築分科会が脱炭素社会に向けた建築物の省エネ対策を取りまとめた。だが、その内容に関して懸念がある。
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都市づくりが歴史的転換点に
公開空地や有効空地が、単なる通行路あるいは使い道のない空き地にとどまっている問題は、かつてよく口にされました。2000年代に入って規制緩和手法が広がり、ビルの足元に設けるオープンスペースの在り方は様変わりしています。