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 2020年3月に施行を控えた建築士法の改正について解説しました。一級建築士試験の受験資格が見直され、受験者数の減少と建築士の平均年齢の高齢化問題を食い止めるべく、挑戦しやすい試験に変わります。

 改正によって、この先数年は受験者数の減少傾向に歯止めがかかることが期待されます。大学を卒業したばかりの若者の姿を試験会場で見かける機会が増えるかもしれません。

 一方で、試験自体が見直されるのは、随分先になりそうです。試験は合格のためだけの勉強が必要で、実務とかけ離れているという指摘をよく耳にします。建築士として修行を積みながら、業務では学びきれないものを勉強することで合格できるような制度であってもいいのではないでしょうか。