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危険を共有できる仕組み必要

 大阪府北部地震で亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。関西で地震が発生したとき、私は熊本市内にいました。熊本地震の前震で熊本県益城町のブロック塀が倒壊し、2人の死傷者を出した事故で、遺族らが起こした裁判を取材するためです。

 益城町と大阪府高槻市のブロック塀倒壊事故は、発生状況が酷似しています。益城町では国の技術基準を満たさないブロック塀が数多く倒壊したという調査報告もありますが、教訓は広く共有されなかったようです。

 コスト優先でつくられた安全性の不十分なブロック塀が放置されないように、大規模建築物の耐震診断で求めるような厳しい仕組みが必要なのかもしれません。