人口の減少に伴って住宅市場が縮小する一方、空き家が増えている。今後もこの傾向が続くことを考えれば、空き家をいかに解体して撤去していくか、あるいはどう有効活用するかを考えていく必要がある。
倒壊の恐れがある空き家については、国の空き家対策特別措置法や自治体の空き家対策条例に基づいて、解体・撤去が進められている。他方、東京都世田谷区や同大田区のように、空き家を公益目的で活用していこうという動きもある。
ただ、こうした取り組みの途中経過が全く分からない。日経アーキテクチュアで取材し、解説記事を掲載してほしい。地域に根ざす設計者として、地元の空き家問題の解決策を提案する際の参考資料にしたい。
匿名希望(建設会社、28歳)