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 日経アーキテクチュア2019年9月26日号から始まった「建築デジカツ最前線」は良いレポートだった。内容は、清水建設のコンピュテーショナルデザインの導入状況を紹介したもの。大手ゼネコンが新しい3次元デジタル設計ツールの社員への浸透をいかにして進めているか、同ツールの活用によってどんな業務改善効果が期待できるのかがよく分かった。

 一方、公共の発注者は相変わらず、設計・施工の分離発注や、競争原理を維持するための一般的な入札方式にこだわっている。こうした姿勢は建設業界が進める設計のデジタル化の歩みを鈍らせるものだ。今一度、発注や設計業務の仕組みを見直し、設計のデジタル化を民間とともに進めていくべきだと考える。

匿名希望
(団体職員、46歳)