読者から/編集部から
目次
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提携パートナー探しの参考に
新年最初の号で、設計や施工、施設管理、行政手続きなど、建設業界の業務全体で進むデジタル化について特集しました。新しい技術を開発・実用化した企業の事例を数多く掲載しています。
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法令違反の危機意識を喚起
2020年11月12日号の特集「法令違反の代償」は、読み応えのある内容だった。記事のテーマとして不正や不祥事を扱う場合、事案の内容だけでなく、当事者同士の関係や、事案が発生した経緯とその影響など、数多くの情報を正確に把握する必要がある。取材や記事執筆の過程では、多くの苦労があったのではないかと想像…
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ドローンは都市計画の新ツール
以前、自治体で都市計画業務に携わっていたころ、都市の現状を把握するにはどうしたらよいかと悩んだことがある。
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事務所で感じる模型の熱量
特集で青木淳氏と藤本壮介氏にお会いしました。注目の建物を設計した人と話せるのは刺激的ですし、何より設計事務所を訪問できるのが楽しみです。建築模型を目にすると、ワクワクします。私は普段デジタル系の話題を取材することが多いですが、リアルの模型が放つ存在感を知ると、設計者が今も模型を大切にすることを理解…
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デジタル革新と設計体制のズレ
建設業界ではデジタル革新が進みつつあるが、住宅の設計実務ではまだアナログ仕事が根強く残る。オンライン・デジタルに移行して業務を合理化し、建て主へのサービスを充実させたいところだが課題は多い。
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ZEBに再エネ電気を併用
地球温暖化対策やエネルギー需給の安定化に向けて、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)や再生可能エネルギー(再エネ)の普及が期待されている。
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変革前夜の「スポーツ建築」
スポーツ建築は、新しく生まれ変わる前夜まで来ています。
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素敵な新市庁舎を地元にも
最近、私の地元で、行政と一部の住民が対立している。市庁舎の建て替えを巡り、事業推進か、それとも延期かで争っているのだ。住民が延期を望む理由の1つに挙げるのが、事業について行政の説明が不十分であること。庁舎のデザインが「華美すぎる」と感じさせることも、賛成できない要因になっているようだ。
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災害対応型建築に興味あり
2020年8月13日号の特集「耐水建築」は興味深い内容で、読み応えがあった。これまで防災建築に関する記事は、耐震をテーマにしたものが多かった。しかしここ数年は、強大化した台風や線状降水帯などがもたらす局地的な水害が頻発している。住宅の耐水にフォーカスし、実際の対応事例を多数紹介した今回の記事は、将…
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コロナがメーカー選びを変える
感染症対策や海外調達の再考など、新型コロナウイルス感染症の影響で建物に使う建材や設備の選択が変わってきています。特集「採用したい建材・設備メーカーランキング2020」のアンケートの自由意見からも、この傾向が伝わってきました。
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先が見えない設計事務所経営
所員が数十人規模の設計事務所で設計業務に携わっているが、労働条件や労働環境の厳しさが増していると感じる。この規模の事務所はどこも同じで、青息吐息なのではないか。
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手放しで喜べぬ労働環境改善
最近、設計や施工の品質が低下しているという話をよく聞く。私は設計の仕事もしているが、それを否定できない気持ちでいる。品質低下につながる背景を感じ取れるからだ。
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待ったなし「建設DX」
コロナ禍でデジタル技術への注目が急速に高まり、DX(デジタルトランスフォーメーション)というキーワードが脚光を浴びるようになりました。これまで社会から「アナログ産業」とみなされてきた建設業界でも、DXを旗印に様々な取り組みが始まっています。
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建設業は人命を預かる仕事
近年、地球温暖化の影響か、大雨や台風による自然災害が激甚化している。また、新型コロナウイルスによるパンデミックは、人類に深刻な健康被害をもたらしている。
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コロナ禍での人材育成
2020年7月23日号の特集「オフィス・ニューノーマル」は、新型コロナウイルスと向き合うオフィスの事例を数多く紹介していた。特に、フリーアドレスでのビーコンとスマートフォンを使った人検知システムや、IDカードによる非接触エレベーターの運行システムなどの先端技術には期待したい。とても勉強になった。
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授業を受ける場はより自由に
地方で暮らす高校時代の私にとって、大学の建築学科に関する情報は皆無。東京の都心への憧れだけで選んだのが、我が母校です。緑やグラウンドがなく、息抜きは近くの商店街という環境で大学生活を送りました。
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ベンチャーとの協業に関心
2020年8月27日号のニュース記事「清水建設がベンチャー投資に100億円」に目が止まった。最近、建設会社がITやAI(人工知能)関連のベンチャーと協業するケースが増えており、関心を持っていたからだ。
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価格と品質のバランス改善
深刻になっている建設業界の職人不足。主な要因は、低コストで高品質の仕上がりを求めるアンバランスさにある。職人の月収は20日間現場に入ったとしても25万~35万円程度と決して高くない。近年、発注者の要求品質が高まり、職人の負担が増しているが収入は変わらないままだ。
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鳥の目を生かす新アイデア
かつて日経アーキテクチュアの表紙は、モノクロの空撮が売りでした。竣工した建物が街中でどんなたたずまいを見せているのか。異物のように既存の街並みと対峙する姿や、街の文脈を見事に読み取って溶け込む姿などを読者に伝えてきました。
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誌面と他メディアの連携を
コロナ禍で、私が勤める設計事務所でもリモートワークを進めている。今後の取り組みをどうすべきか、他の事務所はどのようにしているのかなど、気になることが多い。そんな中で、2020年6月25日号に掲載された特集「コロナと向き合う仕事術」を読んだ。