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 米国ニューヨークのジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港にあるTWAフライトセンターが、「TWAホテル」に変身した〔写真1〕。

〔写真1〕50年代旅客機もバーに活用
〔写真1〕50年代旅客機もバーに活用
広さ約1万8600m2のホテルロビー。当時の内装をなるべく残した。ガラス窓の外には、1950年代に活躍した旅客機が駐機し、カクテルバーとして、客を迎え入れる(写真:Max Touhey)
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 TWAフライトセンターは、米国の建築家エーロ・サーリネン(1910~61年)が設計し、トランスワールド航空(TWA)のターミナルとして62年に完成。94年にニューヨーク市の歴史的建造物に指定され、2005年には米国の国家歴史登録財として認定された有名建築物だ〔写真2〕。01年に操業を停止したが、それをホテルロビーに改修。5月15日に開業した。

〔写真2〕鳥の翼のような屋根が特徴
〔写真2〕鳥の翼のような屋根が特徴
コンクリートシェルから成る曲面屋根が特徴のフライトセンター。映画にも使われ、世界で最も有名なターミナルだった。2001年、TWAがアメリカン航空に吸収合併されたのを機に、操業を終了した(写真:Max Touhey)
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 フライトセンターの延べ面積は20万平方フィート(約1万8600m2)。ホテルロビーとしては世界最大級になる。客室棟はフライトセンターの歴史的価値を考慮して、同センターから後退した場所に新たに建設した。客室数は合計512室だ。

 そのほかイベントスペースや展望台、プールも併設した。サーリネン設計のチューブ状通路を介して、ロビーや客室からターミナル5へ行けるようにした〔図1〕。

〔図1〕ターミナルの利便性も向上
〔図1〕ターミナルの利便性も向上
TWAホテルの配置図。敷地内にホテルができ、深夜や早朝の便を利用しやすくなった(資料:Berlin Rosen)
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増築した客室棟(写真右)にカーテンウオールを設置している様子。手前にあるのが、チューブ状の通路(写真:Max Touhey)
増築した客室棟(写真右)にカーテンウオールを設置している様子。手前にあるのが、チューブ状の通路(写真:Max Touhey)
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 開発主体は、マリオットなどのブランドを所有・経営するホテルデベロッパーのMCRだ。フライトセンターの改修や増築棟の設計は、ニューヨークを拠点とする設計者、ベイヤー・ブリンダー・ベルとルブラーノ・チャヴァッラが手掛けた。