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「ミレニアル世代」という言葉を生んだ米国で、住宅分野のイノベーションをもくろむ日本人起業家がいる。HOMMAのCEO、本間毅氏だ。IT業界を歩んできた経験を生かし、ミレニアル世代向けの住宅開発を進める。

本間 毅(ほんま たけし)<br>HOMMA設立者・CEO
本間 毅(ほんま たけし)
HOMMA設立者・CEO
1974年生まれ。インターネット黎明期の1995年、中央大学在学中に起業。97年にウェブサイトの制作や開発を手掛けるイエルネットを法人化し、2002年に同社営業権を譲渡。03年に入社したソニーでは、電子書籍事業の事業戦略などに従事。12年楽天の執行役員に就任。16年5月にHOMMA設立。祖父は建築家。これまでに総額約12億円を調達(写真:日経アーキテクチュア)
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 ドアが開くたびにセンサーが反応し、遠隔からAI(人工知能)スピーカーに語りかけるとBGMを調整して応える──。米国カリフォルニア州、シリコンバレーのスタートアップ、HOMMAを訪ねた。

 築50年近い住宅をリノベーションしたオフィス兼実験住宅「HOMMA ZERO(ホンマ ゼロ)」には、無数のセンサーやカメラが設置され、最新のAIスピーカーやIoT(モノのインターネット)機器が所狭しと並んでいた。

 本間氏は、こう語る。「日本の“IoT住宅”は、技術の革新や構築にスポットが当たり、全体像が見えてこない。最も重要なのは、ユーザーが求める暮らし。住宅のデザイン、テクノロジー、サービスが融合し、シームレスな体験ができるユーザーエクスペリエンスをデザインする視点が重要だ」

 ユーザーエクスペリエンスとは、ウェブサイトやスマホアプリなどサービス・製品の利用でもたらされる楽しさや快適性といった体験を指す。