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用を足したいと思ったときに限って、長蛇の列──。こんな苦い経験が、利用者の施設に対する評価を落とす原因になる。なぜトイレの行列は発生するのか。豊富な事例を参照しつつ、その原因と対策を探る。

 1日平均3000人超が訪れる人気スポット「南池袋公園」で、トイレ棟の増築工事が急ピッチで進んでいる。慢性的なトイレ不足に対応するためだ。同公園を管理する豊島区都市整備部の石井昇・公園緑地課長は、「とりわけ休日には、女子トイレに10人ほどの行列ができていた。平日でも、気候の良いシーズンは同じような状態だった」と説明する〔写真1〕。

〔写真1〕「トイレの数が少なくご迷惑をお掛けしております」
〔写真1〕「トイレの数が少なくご迷惑をお掛けしております」
南池袋公園のトイレ。女子トイレ不足に対応するため、仮設トイレを設置しており、混雑時の利用を促す張り紙が貼られている。現在はトイレ棟を増築中で、仮設トイレは完成後に撤去する(写真:日経アーキテクチュア)
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