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 花岡グループのプロジェクト 


EQ HOUSE(東京都港区、2019年)

(写真:ナカサアンドパートナーズ)
(写真:ナカサアンドパートナーズ)
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メルセデス・ベンツ日本と竹中工務店の共同による体験施設。未来の「モビリティ」と「暮らし」の関係を描き出した。自動運転や電動化が進む「モビリティ」が生活に溶け込むと、家を結節点にあらゆる物事がつながり、シェアされると想定。「人とともに成長する建築」として、自然環境だけでなく、人の声や動きを認識・反応する家を設計した(写真:ナカサアンドパートナーズ)
メルセデス・ベンツ日本と竹中工務店の共同による体験施設。未来の「モビリティ」と「暮らし」の関係を描き出した。自動運転や電動化が進む「モビリティ」が生活に溶け込むと、家を結節点にあらゆる物事がつながり、シェアされると想定。「人とともに成長する建築」として、自然環境だけでなく、人の声や動きを認識・反応する家を設計した(写真:ナカサアンドパートナーズ)
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(日経アーキテクチュア19年3月28日号「ベンツと竹中、AIで育てる未来住宅」、同6月27日号「国内初、「MR」で完了検査」参照)

ハナマルキみそ作り体験館(長野県伊那市、2017年)

(写真:井上 登)
(写真:井上 登)
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正面に南アルプスの山並みを望む3×7mの大開口を持つ体験施設。RC造の地上2階建て、延べ面積は約380m<sup>2</sup>。コンクリートの「折れ壁構造」を採用。建築計画とともに、構造の合理性や、コストに関わる表面積の多少などの最適なバランスを検討して形状を決定した(写真:井上 登)
正面に南アルプスの山並みを望む3×7mの大開口を持つ体験施設。RC造の地上2階建て、延べ面積は約380m2。コンクリートの「折れ壁構造」を採用。建築計画とともに、構造の合理性や、コストに関わる表面積の多少などの最適なバランスを検討して形状を決定した(写真:井上 登)
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リバーホールディングス本社新築計画(仮称)(東京都墨田区)

現在、施工中のオフィスビルのCG。RC造の地上4階建て、延べ面積約2000m<sup>2</sup>。コンピュテーショナルデザインによる光環境などの検討を基に曲面状の壁で構成する建物を導き出した。2020年2月完成予定(資料:竹中工務店)
現在、施工中のオフィスビルのCG。RC造の地上4階建て、延べ面積約2000m2。コンピュテーショナルデザインによる光環境などの検討を基に曲面状の壁で構成する建物を導き出した。2020年2月完成予定(資料:竹中工務店)
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(資料:竹中工務店)
(資料:竹中工務店)
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 設計トップの声  濱野 裕司 竹中工務店東京本店設計部長
とがった個性の発揮を期待

(人物写真:山田 愼二)
(人物写真:山田 愼二)

 東京本店設計部は「イノベーション&ヒューマニティ」をスローガンに掲げている。部門の改革を進める一方、一人ひとりにとがった個性を発揮してもらい、それを組織としてまとめていきたいと考えている。

 クライアントが求める建築の付加価値は変わってきた。各設計者はその辺りを敏感に捉える必要がある。ITやIoTの技術の発展で、提案する付加価値も大きく変わってくる。3年前に立ち上げた花岡グループの成果もあり、コンピュテーショナルデザインは大きく進化した。若手が横に連携して切磋琢磨(せっさたくま)するようになり、今ではほぼすべての設計部門にコンピュテーショナルデザインのできる人材を配置するまでになった。そうしたスキルと同時に、設計者のプレゼンテーション能力もより重要になってくる。そうした人材も組織として育てていきたい。(談)